年を取っているので、経験がないとおかしく、経験はあるのですが、失敗したことばかりで、ロクな経験がないなと思います。

人の信用を得るのは難しく、失うのは、すごく簡単。信用を失くすと、自分の自信もなくなって、トラウマになります。

今は、若い子と仕事をする機会が多々あるのですが、びっくりするのが、確実に自分よりも優秀だということです。私が若いとき同じようにできたかというと、全くできておらず、何も知らないくせに、勘違いしていい気になっていただけでした。そのことで、ぶち壊したチャンスが数回あります。

若い子は、そのように威張ることなどなく、素直で謙虚です。私がこの年になってわかった驕りがいかに身を滅ぼすかという経験から学んだことを、もうわかっているようです。変なプライドは捨てなければいけません。私が出来るとしたら、年寄りだけど謙虚になれるよう心掛けることだけかな。

年を取ると、可能性がなくなるからそう思うのか、若い頃は私も可能性があった気がします。

賢く生きて、実績を積み上げてきていないと、年々会社生活は辛くなってくるばかりだと思います。経験があるから、だから何?で済まされます。

これから成果主義が完全に浸透してNetflix のように不要な人間を解雇するようになったら、さらにピンチです。Netflixでは不要な人間を解雇したほうが社内の効率が上がるという結果が出たそうなので。

大切なのは、疑いをかけられないように身を守るようにすること。こんなことも今になってやっと気づきました。

休日にランチを取りながら、そんなことを考えました。カルピコとSHORYU元気丼(炭火焼チャーシューと温泉卵、キュウリのキューちゃん、明太子が乗っています。