仕事で悩んだり困っているときに、「困ったことがあったら何でも相談してください」と言われると、ついつい相談したくならないでしょうか。

社交辞令との見極めが難しいところですが、最近「困ったことがあたったら何でも相談してください」と言われて、そのまま相談したことがありました。

 

相談をした相手は、細かいことを言わずに、ちょっとチェックが甘いというくらい厳しくない人でした。相談したのは、今のプロジェクトの上司が厳しすぎ、プレッシャーを感じるということ。

今のプロジェクトの上司は、ちゃんとチェックしているんですか、チェックを徹底してください、前にも言いましたよね、何で同じミスをするんですか、どこが問題か書き出して2度と同じミスをしないようにしてくださいなどと、厳しく言ってくる人でした。人に厳しい分、自分自身の仕事に対する姿勢も厳しく、夜中でもメールの返信をきっちりとしてくる人でした。

 

結果、その人に相談したばっかりに、私は3年間携わったプロジェクトからあっさりと外されました。

その厳しい上司も、相談した人によって外されました。

厳しかった上司は最後に暖かいお別れのメールをくれました。

 

厳しく言われたほうが、いきなり切られることがないのかもしれないと思いました。

仕事上で何か困ったことがあったら相談してくださいと言われても、その人のことをよく知っていない限り、友達でもない限り、本当に相談してはいけないということを学びました。

やさしい言葉を掛けられると頼りたくなりますが、そんな弱い心ではなく、厳しく言われてもついていくくらい強い心でいるのが処世術かと思った次第です。

やさしい言葉は、表面的に見て受け取ると危ないと思います。

逆に厳しく言ってくれる人は、自分も言いたくないけどよりよくしようと思って強い口調で言っているのかもしれません。

立ち直るまで数週間かかりそうです。