使わない古い名刺をもらいました。
で、その本人は日本に帰国されました。
その名刺の連絡先はすべて、すでに使えなくなっているので、意味不明でした。
でも、意味不明なところがいいな、と思いました。記念にします。
職場は、建前だけのつまらない場所なので、ちょっとした楽しさを見出すとワクワクします。
(仕事に集中すべきなんですが)
大正時代のように、ひそかに相手を思いながら、でも相手は気づいていなくて、相手に迷惑もかかっていない。
もともとエリートコースを歩んできた人と、雑草魂で挫折だらけの道を歩み、ときには危ない橋もわたりながら来た私とでは、
住む世界が違い、話も合うはずはなく、共通点もないのですが、
ちょっとの間だけ、楽しみをもらってよかったです。
さようなら、エンジェルさん、もうお会いすることはないでしょうが、またいつか。
私は、自称話だしたら止まらないという同僚と仕事をしています。
こういうタイプの人は大体苦手です。
話だしたら止まらないけど、人の話は全然聞いていません。
大きな子どもといった感じで、ピュアな心を持ち続ける少年っぽさを残している
自分では思っているのかもしれませんが
それよりは、気に入らないことがあると拗ねてしまうといった行動のほうが多いです。
とても疲れる人です。
名刺をくれた彼は、振舞いも、話し方も大人でした。
心に穴が開いたようで、さびしくて眠れない日が続いています。