職場の水面下でちょっとした、いさかいのようなものが起こっています。

スペイン人の女性と、新しく来たフィリピン人女性との間での衝突。

2人はお互いに話したくないらしく、チームメイトのイギリス人男性を介して、それぞれに伝言してもらうような状況。

スペイン人女性は、自分が持っている花の水やりを私に頼んできました。
フィリピン人女性に頼みたくないから、とのこと。

ことの発端は、フィリピン人女性が、スペイン人女性に直接言わずに、イギリス人のマネージャにスペイン人女性が担当しているカスタマーケアの仕事ぶりについて、批判めいたたこと言い、イギリス人マネージャが、このカスタマーケアの仕事をスペイン人女性とフィリピン人女性とで週交代で担当するようにプラン変更をしたことです。
それまでは、スペイン人女性がメインで、フィリピン人女性はヘルプとして、少し手伝う程度でした。

スペイン人女性は、担当している、カスタマーケアの仕事をとても気に入っており、自分はうまくやっているつもりでしたが、カスタマーからは彼女のサポートは、ちょっと荒いという声も入ってきていました。
それはできない、自分で担当者に連絡を取って、メールで詳細を送ってくれないと、次の対応ができない、など、何の対応もせず、相談に来た人を追い払うような対応をするところがあったからです。
でも、スペイン人女性としては、ずっとこの仕事をしたいと思っていたようなので、突然マネージャから、週交代でと言われ、ショックを受けたようです。

フィリピン人女性のカスタマーへの対応はやわらかく、分かりやすく、最短で、できる解決方法を提示していました。フィリピン人女性が、カスタマーから、スペイン人女性の対応についてのクレームをうけることもあったようで、それは、イギリス人マネージャの耳にも入っていました。

マネージャの決断でしたが、スペイン人女性は、フィリピン人女性が画策して、自分が気に入っている、カスタマーケアの仕事から外そうとしていると思ったようです。

フィリピン人女性は、あたりがやわらかいので、男性からの受けもよく、仲がいい男性カスタマーも多いです。それについて、スペイン人女性は、彼女は結婚ビザで来て、旦那さんがいるのに、他の男性と仲良くしていて、どんな神経をしているのだろう、的なことを言っていました。

私は、自分の感情を抑えて、人にどう思われるかを考えてから発言するようなところがあるので、スペイン人女性のように、本能に従って、発言ができることがうらやましいと思っていました。

カラっとした南欧的性格の彼女のことなので、きっとちょっと時間が経ったら、元に戻ると思います。
我慢するよりは、彼女のように、自分の怒りを態度に表すことができたらいいだろうな、と思いました。
正直、職場では、どのようにふるまうのがいいのか、よくわかりません。