最近、地元の公共団体がやっているフランス語教室に通い始めました。
週に1回1年間で200ポンドという破格の安さのコースです。

クラスメートは、イタリア人、スペイン人、コロンビア人、ポーランド人、ギリシャ人とイギリス人率ゼロです。

23人が申し込んでいたそうですが、初日は15人しか来ておらず、そのうち13人は女性のクラスでした。知り合いから、年配の人たちが参加していると聞いていたのですが、みんな若い20代っぽい若い人たちばかりでした。

この間、DELF A2 に合格したので、いけると踏んでB1に申し込んだところ、クラスの人たちの話すレベルの高さにびっくりしました。雑談もフランス語でしていて、ニュースを見ても50パーセント以上理解できるとのことです。
早くもついていけなさそうで、次回行くのはやめようかと気が引けつつあります。

ヨーロッパの人たちを見ていていつも思うのですが、自分の意見をしっかりいうということは大切だなと。そういう教育を受けてきているのか、クラスの中でみんな自分の意見を理路整然といっているのをみて、すごいな~と思いました。誰かが話をふってくれたり、話終えるのを待っているようでは、発言の機会は回ってきません。

日本では何となく察してくれるので、それほど考えをしっかりと言うことの重要性には気づかなかったのですが、独り言をいっぱい言っていても、人気者にはなれないようです。
その分、日本では自分の非は素直に認めるなどいい教育も受けたと思います。

フランス語を勉強中のオーストリア人の友人に、クラスに挫折するかもと言ったところ、彼もあまりフランス語の必要性を感じなくなってきたのでA2のレベルまで勉強したら、スペイン語の勉強に切り替えようと思うとのことでした。
それなら私もやめた方が苦しまなくていいかもと思いはじめています。