おとといトラムの中で本を読んでしたら、
馬鹿が読む本を読んでいるといわれました。

私にそういってきた彼は、
よく Tesco express の前なんかで見かける
ホームレスでした。

私は' Why MEN LOVE BITCHES' っていう本のタイトル
を隠しながら読んでしたんですが、見つかりました。
やっぱりネイティブなんで、隠していても英語のタイトルの
断片を見たら分かるんですね。

100万冊以上売れたと書かれているカバーを見て、
ホームレスの彼は、100万冊以上売れたって書かれているけど、
この本を読んだ100万人は全員馬鹿だといいました。

著者によるとこの本の中でのビッチの定義は、
妥協しない媚びない自分の意思を持つ魅力的な女性
のことで、いつも彼に合わせたり、都合いい女に
なるのをやめて、ビッチな女性になって愛されようという
恋愛教示本です。

この中に、すごくおもしろい、小話があったので、
ここに書きます。

著者のスウェーデン人の友人アナが男性と食事に行ったとき
の話です。
その男性がレストランでロブスターを2つオーダしました。
ウェイターがテーブルにロブスターを運んできて、
「これでよろしいですか」
と尋ねたそうです。
アナさんはベジタリアンではないですが、小さいときスウェーデン
でカエルを飼っていたため、皿の上でロブスターの足が
まだ動いているのを見て、「私5分ほど席をはずしたいわ、
ゆでられたロブスターがまだ生きているの
を見ているのに耐えられないから」
といって、男性にオーダを変えてくれるように強く頼んだそうです。
アナさんは、もうこの男性から電話は来ないと
自分で賭けたそうですが、ところがこの男性はその週ほぼ
毎日のように彼女に電話を掛けてきたそうです。
この例からも、男性は自身の意見をはっきりと述べ、
恐れず嫌なものは嫌だという人を好むことが分かるでしょう。
エディーマーフィー
の映画「星の王子ニューヨークへ行く」でいつも「何でもいい
あなたの好きなものを選んで」と
答えて、興味をなくされた彼のフィアンセのようではなく。

ホームレスの男性は、ビッチっていう言葉はすごい侮辱の
言葉なんだ、ただセックスがしたい女のことを呼ぶんだ
(ちょっと早口で何を言っていたのか、よく覚えていない
のですが、大体こんなことをいっていました)
そんな本はリサイクルビンに入れてしまえ、
と説教をしてきました。




結構、この本を読んで勉強になっているつもりだったんですけど
特に、あなたをバックアップとして扱っている男性の特徴なんか
前の彼にぴったりとあてはまっていて、共感できました。

2週間くらい連絡がなくて、突然連絡が来るとか、
私がまわりにいるときに、いらいらして、いつも自分に
時間がなくて忙しいことを愚痴るとか、しょっちゅうドタキャン
をするとか。
100万人みんながこの本の内容に同意している
わけじゃないと思いますが、おもしろい本ってことなんだ
と思います。