【続編】 2011年5月10日・追記
別の解決方法もアプローチしています → WR8500Nの不具合対応(不具合対応)
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無線LAN親機としてNEC WR8500Nを使用しているのだが、どうも不安定。NASに保存してある動画(地デジMPEG2/TSファイル等)をノートPCでストリーミング再生すると、ノートPCとWR8500Nとの間の無線接続がおかしくなる。
「おかしくなる」といっても完全に接続セッションが完全に切れるわけではなく、「接続セッションは維持しているけれども、通信できない」という症状。
当初はノートPC側の無線LANカードの不具合を疑った が、他のノートPCでも同様の症状が再現されることが確認できた。
ということで、疑いの眼差しはWR8500Nに。
※WR8500Nは某掲示板で鉄板ルータとの評判だったので、当初は疑わなかった。
上記を踏まえて、実験を行った。
【前提条件】
ネットワーク図は下の図の通り。
WR8500Nを中心として、ノートPCとNASの両方が無線LANで接続されている。
注)NASはEthernetコンバータ:WL300NE-AG経由で接続している。
つまり、NASに保管されている動画をノートPCでストリーミング再生する際、WR8500Nは「NAS→WR8500N」と「WR8500N→ノートPC」という2つの無線LANデータフローを同時に制御することになる。
【仮説】
ノートPCとWR8500N間の無線接続がおかしくなるのは、動画のストリーミング再生や大量データのコピー/移動を行う等、WR8500N、特に無線LAN制御部分における処理負荷が高いと想定されるケースが多い。
つまり、「WR8500Nが処理負荷に耐えきれず、無線接続がおかしくなっているのではないか」と想定することもできる。
そこで、WR8500Nの無線LAN制御部分の処理負荷を下げるようなネットワークに変更してみる。
【実験】
ネットワークを下の図の通りに変更した。
WR8500Nは「無線LAN親機(1)」とし、BUFFALOのWZR2-G300Nを「無線LAN親機(2)」として追加設置する。
そして、
1)WR8500NとWZR2-G300Nを100M有線LAN接続
※WR8500NはGigaポートを有するが、WZR2-G300Gは100Mポートであるため。
2)ノートPCはWZR2-G300Nと、NASはEthernetコンバータ:WL300NE-AG経由でWR8500Nと、それぞれ無線LAN接続
とすることで、WR8500Nにおける無線LAN制御に関わる処理負荷を減らしている。
【結果】
動画をストリーミング再生しても、無線LAN接続は安定している。
⇒ 【追記: 2011年5月2日】
結局、問題は改善されず。
別の解決方法でアプローチすることに。 → WR8500Nのフリーズ対策(不安定への対応)
【結論】
WR8500Nは、「WR8500Nを中心として、無線LAN接続によって2つの機器間(例:ノートPC⇔WR8500N⇔NAS)で大量のデータを送受信する」状況下において、特に無線LAN制御部分の処理能力が不足する。

