続き
KEI HAYASHIさんは、メロ先で楽曲制作する方法を詳しく説明します。
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完全にメロディから浮かぶってことは、僕はあまりなくて。
どっちかって言うと、こんな曲を作りたいなっていうイメージとか…例えばテーマを決めたら、それに合うハーモニー、コード進行をだいたい先にはめちゃうような感じですね。
コードを先に並べてみて、例えば「 決意っぽい曲、ちょっと悲しいけど葛藤していて、 決意があるような曲にしたいな」と思ったら、なんかこういう(実演しながら)コード進行でやってみようかなとか。
そんな感じで、コードを先に決めちゃうっていうことが多いかな。
それに対してメロディをのっけていこう、と考えるんですけども。
メロディの生成の仕方、私流。
メロディは何を決めればいいかと言うと、2つだけ決めればいい。
①どんな音を使うか
②それをどんな譜割り、リズムで繋げていくか
この2つだけのパラメーターをいじくれば、メロディは生成出来るはずなんですよね。
①どんな音を使うか
最初に、どんな音を並べるかっていうのは、ドとかレとかミってのは重要じゃなくて「コードに対して何番目の音か」というのを私は意識します。
例えばドは、のせるコードによって性格がガラッと変わってしまうんです。
性格というか、音の響き自体がね。
Cのコードにのせたドは(実演)こんなドだし、D♭M7のドはまた違うドだし。
A♭M7、Am…
同じドでも、結局それは全く違うドに聴こえるんですよね。
逆に言うと、コードの何番目の音なのかってのがすごく重要、ということになります。
続く