続き


KEI HAYASHIさんは、メロ先で楽曲制作する方法を詳しく説明します。


♪♪♪♪♪♪♪♪♪


完全にメロディから浮かぶってことは、僕はあまりなくて。

どっちかって言うと、こんな曲を作りたいなっていうイメージとか…例えばテーマを決めたら、それに合うハーモニー、コード進行をだいたい先にはめちゃうような感じですね。


コードを先に並べてみて、例えば「 決意っぽい曲、ちょっと悲しいけど葛藤していて、 決意があるような曲にしたいな」と思ったら、なんかこういう(⁠実演しながら)コード進行でやってみようかなとか。

そんな感じで、コードを先に決めちゃうっていうことが多いかな。

それに対してメロディをのっけていこう、と考えるんですけども。


メロディの生成の仕方、私流。

メロディは何を決めればいいかと言うと、2つだけ決めればいい。


①どんな音を使うか

②それをどんな譜割り、リズムで繋げていくか


この2つだけのパラメーターをいじくれば、メロディは生成出来るはずなんですよね。


①どんな音を使うか


最初に、どんな音を並べるかっていうのは、ドとかレとかミってのは重要じゃなくて「コードに対して何番目の音か」というのを私は意識します。


例えばドは、のせるコードによって性格がガラッと変わってしまうんです。

性格というか、音の響き自体がね。

Cのコードにのせたドは(⁠実演)こんなドだし、D♭M7のドはまた違うドだし。

A♭M7、Am…

同じドでも、結局それは全く違うドに聴こえるんですよね。

逆に言うと、コードの何番目の音なのかってのがすごく重要、ということになります。


続く