「天国にいちばん近い島」として人気の高い、南太平洋フランス領ニューカレドニア。

1990年頃、旅行で訪れた感想を…

ニューカレドニアの先住民と思われる褐色肌の人々は、昼間から街のいたるところでペタンクというゲームをやっていました。

住むエリアは貧富の差がはっきりしており、中心部には立派でおしゃれな白壁の欧風戸建。
郊外の動物園付近は、殺風景な集合住宅が立ち並び、生活圏が分けられてるなと感じました。

熊本から移住してお土産屋をやってる女性に「暖かくてのんびりしていいなぁ、私もニューカレドニアに住みたい!」と言ったら
「来たらいいですよ、ニューカレドニアはこれから伸びる」と。
島の未来を想像したところ、なぜか伸びる気がしなくて、その場で移住の夢は捨てました。

数年後、フランスがニューカレドニアの近くで核実験をして問題になり、人気は下火に。

ただ、ここ7~8年は再び観光に力を入れていて、南の島旅行フェアでハワイと並んでニューカレドニアのパンフレットが置かれていたりしたので、今回の暴動は再び冬の次代が到来しそうで残念です。


5/21㈫ BBC