3/15 知事定例記者会見
18都道府県に出されていたまん延防止等重点措置の一斉解除を中心に、質問がありました。
朝日新聞かやば記者:ワクチン接種率に関して、本部会議で配布された資料によりますと、全体では全国平均と比べて北海道は1ポイントくらいの差ですけれど、高齢者は5ポイントくらい低くなっています。
どういった原因が考えられますか?
鈴木知事:3月17日現在、高齢者の接種率は全国74.5%に対し、北海道は69.1%でその差が5.4ポイント。
それぞれの接種状況を、市町村と個別に状況をお伺いしています。
その要因については
①国の度重なる前倒し接種の方針変更に伴って、接種券の発送準備が変更になっている
②医療従事者が限られる中での、医療体制の見直し
③2月頃までは、雪や寒冷期の高齢者の外出控えや、更に加える形で大雪による交通障害の影響
等が考えられます。
一方、今月に入って接種率は30ポイント増えています。
国より高い伸び率になり、ワクチン接種がかなり進んでいることがわかります。
高齢者施設の接種が3月15日までに約9割終了するということもあり、関係者のご努力により、今月に入ってかなり進んでいます。
まだ入力されていない部分もあると思っていますが、北海道としては希望する高齢者が1日も早く接種出来るように、また交互接種の理解促進の広報啓発、集団接種会場予約枠の拡大を含めて、ワクチン接種の促進に取り組んでいきたいと思っています。
続く