第17集(平成12年12月22日発売)

1993(平成5)〜1998(平成10)





より鮮明に撮影したもの


1.1993年6月9日、皇居賢所で結婚の儀がとり行われた。祝賀パレードでは沿道に集まった19万人の人々に、オープンカーから笑顔でお応えになった。

2.1995年1月17日 、M7.2の直下型地震が阪神・淡路地区を襲った。死傷者・行方不明者5万人以上、住家被害は51万棟以上。大都市を直撃し生活必需基盤(ライフライン)に壊滅的な打撃を与えた。


切手デザインは復興のシンボル「火の鳥」、阪神・淡路地区の地図、被災した高速道路のイメージ。

3.情報通信サービスの普及。1993年、日本のインターネット商用利用開始以降、パソコンの普及率は高まっていった。また、携帯電話は端末の小型・軽量化、低価格化などにより国民に広く普及。1995年にはPHSのサービスが開始されたこともあり、移動体通信の利用者が激増した。

(私が最初に携帯電話NOKIAを持ったのは1996年頃。周囲の人はまだ持っていなくて、上司に連れられて行ったスナックでは、ホステスさんに珍しがられた。会社に2台のパソコンが導入され、全社員にメールアドレスが与えられたのは1997年頃。経理担当ですら、まだパソコン作業はなく、手書き伝票を毎日本社に送付していた。)


より鮮明に撮影したもの


4と5.1992年、宇宙飛行士毛利衛が日本人として初めてNASAスペースシャトル「エンデバー」に搭乗し、宇宙実験を実施。1997年には宇宙飛行士土井隆雄が日本人として初めて船外活動を実施。切手デザインはエンデバー打ち上げ風景と、日本人宇宙飛行士の宇宙船船外活動風景。

6.1997年、COP3(気候変動枠組条約第3回締結国会議)が開催され、京都議定書が採択された。1950年以降、世界的に温室効果ガス排出量が増えたことによる地球温暖化、生態系や農業などへの深刻な影響が懸念されるようになっていた。切手デザインは平成9年12月1日発行の地球温暖化防止京都会議記念切手のデザイン部分。

7と8と9.1998年、長野五輪開催。日本選手は金メダル5個、銀メダル1個、銅メダル4個を獲得するなど大活躍した。切手デザインは左から公式エンブレム、マスコット「スノーレッツ」、公式ポスターのアレンジ。

10.1998年、FIFAワールドカップフランス本大会に日本代表が出場。日本の本大会出場は1954年のスイス大会アジア予選に初参加して以来、44年目に達成した快挙。