続き

家具の音楽というのがありましてね。
1920年作曲の室内楽曲。意識的に聴かれない音楽を作ろうとしました。
3曲から成り、1曲目が県知事の私室の壁紙。
2曲目は練鉄の綴れ織り。
3曲目は音のタイル張り舗道。

これを演奏した時に、Satieは
「この曲は聴かないでください。聴き入らないで下さい皆さん。そのままおしゃべりを続けてください。」
と言って演奏を始めたそうですが、人々はおしゃべりを止めて曲を聴いてしまう。曲に集中してしまう。
それに気付いたSatieはブチ切れて、おしゃべりを続けろ!と叫び散らかしながら駆け回ったというエピソードがあります。

非常に変わった方ですね。
聴くなと。騒いでいろと。
しかし、この意識的に聴かれない音楽を目指したということで、後のアンビエント音楽、イージーリスニング、バックグラウンドミュージックの元祖となっています。
ブライアン イーノやジョン ケージ達にも影響を与えたんですね。