ある女性(仮称M子)の話です。
怪談が苦手なかたはご遠慮ください(・∀・)


M子さんが一人暮らしを始めたその年から、年に一度奇妙な現象が起こりました。


深夜、寝ている時に、大勢の足音と気配がM子の横を通過するのです。
長い板の廊下を、スタスタと小走りする音が。
東の玄関から西の窓に通り抜ける。

ほとんどの人は寝てる彼女に気づかず、というか気にも止めずに通過するのですが
必ず数人は立ち止まって、寝てる彼女を静かに見下ろす。
攻撃してくるような感じではないので、そんなに恐怖ではなかったそうです。


「ここは霊の通り道なのかな」


ある時は、母親が泊まりに来た夜に通過セレモニーがあって
M子 「(フガフガ..)あれ?私うなされてた?」
母 「大丈夫?」
M子「ほら、足音聞こえない?玄関からそこの窓をスタスタ通る音」
母 ( ゚∀゚)..


4年くらいたったある日。
彼女は偶然、町の古地図を見てビビりました。
アパートの付近一帯は、開拓時代お寺だったのです。
《訂正》正確には住宅地になる前、です。

しかも開墾した人達は、彼女のご先祖さまと同じ藩から来た士族。


彼女は胸が熱くなりました。
この場所に住むと決めたのは、同郷の仲間が呼んでくれたからかな..
毎年枕元に現れたのは、私に気づいて欲しかったのだろう。


同郷の仲間への感謝の気持ちで暮らすようになってからは、足音通過セレモニーは完全になくなりました。
映画シックスセンスでも、犯人が誰か聞いてもらうまで、霊が現れましたものね(*´∀`)..