3/11大震災以降、多くのアーチストが
『こんな事態のなか歌なんて』という気持ちになっていたようで



昨年ライブをしてくれた尾崎亜美さんも
『アーチスト活動を続けて良いものか真剣に考えていた』
とおっしゃってました(参考記事2011.9.11)



私たちは音楽や歌を娯楽と考えがちですが
音楽のルーツをたどって見ると
実はもっと深いのですキラキラ



単調な農作業が少しでも楽しくなるようにと
田植えソングを歌ったり



死者の霊を慰めるために鎮魂歌を歌ったり。。



私たちのご先祖さまは
つらい時こそ歌っていたに違いありません



話はズレますが
イギリスで学校主催のバス旅行に出掛けたときのことです



バスのなかはブラジル人とアルゼンチン人が95%といふ環境のなか



行きは皆テンション高くて賑やかでしたが



アーサー王の伝説の地を長時間歩き
コーンウォールの冷たい風に当たり
さらに遺跡そのものが放つ寂し気な波動によって



夕暮れに染まる帰りのバスのなかは
沈んだ空気でした



ところが、そんなムードを何とか変えよう(^w^)と
ブラジル女子が『歌を歌おうよ』と仕切り始めたのです



みんな気乗りしないながらも
途切れることなく歌ってましたょ♪



それまで私は『ブラジル人とか南米の人は、いつも歌っていて楽しそうだな』
と思っていたのですが



もしかすると寂しさや不安から身を救うために
歌などで陽気に振る舞っているのかも知れませんね(^-^)