『僕だけの君』



お花畑にいっぱい
ユリは咲いているのに
僕が全てをさらけ出して
羽根を休めることが出来るのは君だけ



あの日初めて
君のそばを飛んだとき
うつむき加減の静かな君から
突如強烈なにほひが放たれたんだ



僕が現れるのを待っていたかのように



脳がとろけるくらい
甘い君のにほひ
柔らかい感触
もう離れられない



僕は君の蜜を
吸い尽くしたりしないから
僕だけのために
永遠に咲いてくれるよね



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