小樽の祝津に、大正時代のにしん御殿があります。


姫気分を味わいたい方には、お勧めの場所です。


にしん漁で巨万の富を得た青山家二代目政吉さんが、
娘さんのために建てたということもあり、
ディテールに雅を感じます。


昨年訪れた時は、庭園にシャクヤクが咲き誇っていました。


さらにタイミングの良いことにガイドトゥアーに招かれ、
団体さんに交じってお話を聞くことができました。


とある襖絵の間で、私は絵を説明しているガイドさんから離れ、
部屋の後方に正座して襖絵を鑑賞していたところ、

「この絵は、座って見上げることにより、山が浮かび上がるのです。
ほら、すでに座っていらっしゃる方が!」

ガイドさんのこの言葉で、団体客が一斉に私の方を振り向き、
次々に正座したのです。
姫気分は更に盛り上がりましたキラキラ


小樽駅から少し離れていますが、
皆さんも訪れてみてはいかがでしょう。