噂のNANA映画版を観てきました。
恋人を追って上京する奈々(愛称:ハチ)と、音楽のために上京するナナが、偶然同じ列車に乗り合わせる。意気投合した二人は、道中語り明かした後に駅で別れるが、数日後お互いちょうど部屋を探しているところで再会し、一緒に暮らすことを決めて・・・というお話。
原作は全部読んでいたけど、映画版もかなり良かった。現実感のうすい登場人物を実写化するのって大変そうなのに、ほぼ見事に再現されていてびっくり。とくに中島美嘉演じるナナなんて、本物よりナナっぽかった(中島美嘉演じるナナが最初にあって、それを後で漫画化したかと思うぐらい)。ハチは原作より女のしたたかさ控えめで少女らしさ多めだったので、これまた宮崎あおいのいやみのないかわいらしさがぴったり。話も原作からうまく切り取ってあって、まとまっていたと思う。
特に心に残ったのは、ナナが恋人だった蓮と別れる回想シーンと、同じくナナと蓮の入浴シーン。
別れのシーンで、旅立つ蓮とずっと離れずにいたナナが、発車を知らせるブザーの音で転がるように降りてきて、そのままへたりこむ。それをみたバンド仲間のノブが叫びながらドアに走り寄るけれど、蓮の表情を見ると何も言わずに列車から離れる。この一連の動作が無声なのがまたなんとも・・・。
入浴シーンはネタばれになりそうなので控えるけど、中島美嘉がとっても女の子できゅんとする。
女の人の多くは、自分の夢を求め続けるナナと、恋愛に自分の重心をゆだねるハチの両方の要素を持っているんだろう。だから、こうやってそれぞれの要素を別個の存在として明確に比較できるこのストーリーが、単なる恋愛話以上のリアリティを持つ。とは言っても、やっぱり「血中少女漫画度」が高い人ほど楽しめる話かな。
余談ですが・・・
NANA公式サイトの掲示板を見て改めて思ったのだけど、最近こんな文章をネットでよく見かける。
「私ゎナナが好きヵなぁ。シンちゃんゎィメージと違いすぎw」
な、なんでそんなところが小文字・・・?正直言って私には頭悪そうとしか思えないのですが、「かわいい」の範疇に入るのかしら、これ。
猫:ジェネレーション・ギャップってやつですわね。
追記:続編制作が決まったみたいです。段々と話が濃くなってくるけど、宮崎あおいに耐えられるのかしら…。それから、トラックバックをいただいたのですが、NANA占いというものが存在するとか。
ちなみに私はレン(一見おとなしそうに見えても人並みはずれた好奇心と冒険心を持っていて云々)で、開運口癖は「びんよよよーん」らしい。明日会社で使ってみようかな。難易度高いなあ。
BGM:GLAMOROUS SKY/NANA starring MIKA NAKASHIMA
