VBAは努力すれば誰にでもできます!
と主張する人がいる。
断言する。
VBAは努力しても出来ない人もいる
私の独断と偏見だが、以下の要素を持っている人はVBAが出来ない。
- 失敗を気にする
- 完璧主義
- 短気
失敗を気にする
マクロにはエラーがつきものだ。100個マクロを作っても、エラー無く動くのは1個も無いことを肝に銘じておくべきだ。
マクロ作成の半分くらいの時間は、エラーの対処であると言っても過言ではない。
いちいち失敗を気にしている性格だと、ストレスでマクロを作ることは出来ない。
完璧主義
プログラミングは9割の人が挫折する。
挫折する理由に、完璧主義がある。分からない用語が出てきた場合、完璧主義の人は理解するまで先に進まない。
理解してから先に進もうとするやり方は、しばらくすると通用しなくなる。
分からない箇所はどんどん飛ばすことで、そのことを理解できることがある。
なぜかと言うと、それが実務でどんな使い方をされているのか触れることが出来るからだ。
分からない箇所で止まっていると、最初の説明をループするだけである。
しかし、飛ばすことで後からその知識を使って実例を実感できるので、飛ばした方がかえって理解がはやい。
短気
VBAでの業務改善効果が出てくるのは、数週間から数カ月かかる。
マクロは複数の基本知識を複合的に組み上げなければいけないから、今日学んだことが今日活かせる関数とは違って、効果が実感できるのに時間がかかる。
しばらくは、手作業でやった方が早いという状態になる。
短気な人だと、学習効果が表れる前に学習をやめてしまう。