VBAの学習を始めると、謎の用語が出てくる。

 

最初に初心者の前に立ちはだかるのは、

  • オブジェクト
  • プロパティ
  • メソッド
である。
こいつらの登場によって、数多のVBA初心者が挫折を余儀なくされた。
 
VBAの最初の関門がこいつらである。
 
モンスターハンターで言うとイャンクックのように、自信を付け始めた初心者の前に立ちはだかり、鼻っ柱をへし折りに来る。
 
今回の記事では、オブジェクトとは何かを説明する。
 

 

結論:オブジェクトはマウスで触れるものと理解しろ 

 

よく、書籍ではこんな説明がされる。

 

オブジェクトとはモノです。

 
…うん、
 
この説明を聞いてピンとくる人は何人いるだろうか?
 
私はこの説明を見たとき、
 

いやいや、Excel自体がものじゃねーから、意味わかんねーわ

という感想だった。
 
もっとイメージが付きやすいのは、
 

オブジェクトとは、マウスで触れるもの

と考えることだ。
 
例えば、以下は代表的なオブジェクトである。
  • セル
  • シート
  • ブック
これらは全てマウスで触ることが出来る。

触れるのは当たり前だ。だって、オブジェクトはモノなんだから

一方、プロパティはマウスではさわることが出来ない。
  • セルの色
  • シートの数
  • ブックの名前
ブックの名前は触れるじゃん?と思う人もいるかもしれない。
 
あなたが触っているのはブックであって、ブックの名前には触れていない。
名前をいじっているのはマウスじゃなくてキーボードだ。
 
オブジェクトとは、マウスでさわれるものと理解すれば良い。
しかし、上級者からはきっとこんな突っ込みが入るだろう。
 
クラスモジュールはどうなんだ?マウスでさわれないぞ、と
 
そんな突込みにはこう回答しておく。

例外をだしてくるんじゃねえ