先日の記事で、VBAは副業としてはコスパが悪いと書きました。

 

では、VBAの価値はどこにあるか?

 

それは、時間を産み出すためです。

これは、
①業務効率化によって時間が産まれる
②他言語を学ぶための基礎が出来る
という二つの意味があります。
 
まずは①の説明から
 
VBAが出来ても、お金にはなりません。
 
残業時間を減らすことになるので、むしろお金は減ることになります。
(ブラック企業に勤務していた私は、サービス残業だったから関係なかったが)
 
VBAを覚えた後には莫大な時間が残ります。
 
手作業でやっていたら数時間、数週間かかる作業も、VBAならワンクリックで終了するようになります。
魔法のように、次々と単純作業が自動的に消えていくわけです。
 
Excel作業がどのくらいあるかにもよりますが、私の例で言えば毎月100時間以上残業していたのが、毎日10分の朝礼時間中にExcelの作業が終了していました。
 

毎日4時間から5時間残業していたのが、朝礼が終わったらほとんどその日の業務が終わっている。

それはまるでハンターハンターのネテロ会長の感謝の正拳突きのようでした。
 
1日の業務が終わっても、日が暮れていない。代わりに、余暇時間が増えた。
 
ここまでは①のメリット。
 
②としては、他言語の勉強をしたときに、凄まじいスピードで理解が出来るようになること。
 

例えば、pythonの勉強を開始したとき、私は一冊の書籍を3日で読破した。

しかも、内容をほぼ完璧に理解できていたのである。
 
だってpythonもVBAも、やっていることはほとんど変わらないから。
 
ちょっとした文法は変わるけど、ベースは同じ。
東京出身の人が、関西弁を聞いても意味が分かるように、ベースが同じなので、初めて聞いた関西弁も理解が出来る。
 
強いて言えば、他言語だと「シート」や「セル」なんかのオブジェクトが無いから、配列を使いこなしていないと理解がキツイとは思う。
でも、そんなのは「方言」だと思えばいい話で、大筋が理解できていれば、理解は早い。