VBAを覚えると凄まじい業務効率を叩き出せます。
手作業がスピードアップするというものじゃなく、手作業が消えるというレベルで業務が改善出来ます。
なら、みんなVBAを覚えればいいじゃん
もしくは、VBAを導入すればいいじゃん
と思うところです。
しかし、VBAが導入できない場合があります。
それは、セキュリティの問題ももちろんありますが、
VBAの凄さを信じてもらえない
という理由で、導入に踏み切ってもらえない場合があります。
私の経験で、請求書を100枚作ろうという作業をしていたときです。この作業はお客様の属性に合わせて5パターンくらい請求書を変更しなければなりませんでした。
もちろんこんな作業はVBAで作業時間を1秒に出来る、超余裕な作業なわけです。
私は涼しい顔してマクロを組み、1秒で仕事を終わらせました。
上司は、さぞ驚くだろうと思っていたところ、信じられないことを言われました。
自動化するとミスが起きるから、普通にやって?
え?
自動化するとミスが起きる?
じゃあ手作業でやって、ミスは起きないのかい?と突っ込みを入れたくなるわけです。
VBAって中小企業にとってはオーバーテクノロジーなんですよね。
そりゃ、火打石で火を起こしている原始人に
ガスコンロひねれば、火がおこせますよと言っても信じてもらえないわけで
手作業が最高効率だと思っている人に自動化を進めても、自動化の威力が伝わらないわけです。
そして私は、手作業でかかるであろう時間まで遊んで、良いころ合いになったらVBAで作業を終了させることにしました。
わたしが手作業でやったと錯覚した上司からは、こんなことを言われました。
な?手作業の方がミスが少ないだろ?
と。