手作業で5分かかる作業のマクロを組むのに、3時間かかってしまった。
これは素直に手作業をした方が良かったでしょうか?
たしかに、マクロを組めば作業時間を1秒に出来ます。一回の作業につき5分の作業時間が浮くので、36回作業をすると、元が取れる計算になります。
しかしながら、開発期間はこんなに単純なものではありません。
なぜなら、時間は時期によって価値が変わるからです。
例えば給与計算を担当している人なら、給与締め日、給与支払い日の直前には業務が非常に忙しく、このときの1分は、暇な時期の1時間より価値があります。
つまり価値が低い時間にコーディングをして、価値が高い時間に発生する単純作業を効率化するということは、有意義であると言えます。