「VBAでの業務効率化は自分の業務だけにした方が得?」ということについて考えていきます。
VBAを使っていない職場で、関数だけでいくらExcel作業を最適化しても、VBAによる業務改善の余地は必ずあります。
しかしながら、VBAによって職場の業務効率化をしたあなたなら、「自分の業務効率化だけにVBAを使った方が良いのでは?」と考えたことが、1度はあると思います。
この理由は、VBAによる業務効率化に理解を示さない人間が一定数いるということが原因です。
せっかく業務を効率化したのに、評価されなかったり、評価が下げられたりといったことがあると、自分の業務だけを、こっそりと効率化した方が良いと考えるようになるというわけです。
私の結論は、時間はかかるかもしれないけど、VBAを浸透させていくのが長期的に得と思います。
理由は言わずもがな、VBA導入による業務効率化の威力は凄まじいからです。
確かに、あなたが苦労したマクロを馬鹿にされたり、却下されたりすると、「じゃあ手作業でポチポチやってろ!」と考えてしまう気持ちはわかります。
しかし、VBA自体は手段でしかなく、目的は「時間を有効活用し、浮いた時間を有効に使う」であるはずです。
そうであるならば、VBAを否定されたところで動じる必要は無く、業務を改善するため、VBAを浸透させるにはどうすべきか?と考えた方が建設的である、という結論になります。