復帰2日間を終えた今日は、店休日なので一日中安静に過ごすことに専念している。


休日はお客さんからの電話は入って来ない代わりに、親や親交の深い友人・先輩からその後どうなのかの電話が時折入ってきたりしていた。


その中に、私のお店の真横に住んでいる大家さんご家族も突然の出来事をすごく心配されていた。


大家さんとは、私がまだ20代中頃の雇われ店長の時代からのお付き合いで、もうかれこれ20年以上のお付き合いになる。


初めてお会いした時から大変可愛がって貰っていて、時には叱咤激励を頂いたりもしてくれた大家さんは私にとって第2の祖母のような存在だ。


今回の病状が悪化して救急搬送された翌日、妻から大家さんに事情を説明しに行って貰った時、大変ショックを受けて心配してた事を聞いていた。


昨日の昼下がりの閉店後、復帰の挨拶と毎月決められた日に手渡しする家賃を持って隣の大家さん宅を訪れたが、不在だったのと私の足が限界に達していた為、支払う予定だった家賃を抱えたまま自宅に戻っていた。


大家さんと連絡付いたのはその日の夜。

独立してから15年半、1日も遅れる事なくお支払いさせて頂いてた家賃を届けたい旨を伝える。


すると、大家さんは涙ぐんだ声で『心配したよー。大変やったね家賃は気にせんでよかけん。元気になってからでよかけん、今は早く治して。あなたにはこれからも長く続けて貰いたかけん、頼むから復活してよ。』と話してくれた。


大家さんの心遣いには感謝しかなかった。


15年半守り続けてきた納付日を守れなかった悔しさと申し訳なさは当然あるが、今月はこんな惨劇で散々たる営業結果だったので、待って頂けることは正直有り難かった。


と同時に、遅れた分を含めてしっかり働いて届けたい思いと、これだけ周りの方々に迷惑心配をかけている現状から何としても抜け出したいという思いが、折れかけていた私の心に再び力を与えてくれていた。