IGA血管炎発症から約5ヶ月経った今の現状は、日々の仕事を7時間弱まで元気に全うする事が出来、仕事のハードさによって少々の後遺症が出る事はあるが、日常生活にはほぼ問題なく過ごすことが出来ている。


更に2週間前の診断時にジョギングの許可を得て以来、仕事終わってからほぼ毎日1時間弱のランニングとウォーキングを日課に出来ていることから、順調に回復の道のりを歩めている実感を感じれるようになっていた。


ランニング始めた初日は久しぶりに走った影響で500メートル程で息が上がり足の浮腫も出ていたが、日に日にバテなくなり後遺症も少し出る程度を確認してから、久しぶりに拳武会の先生のレッスンを受けるべく満を持して道場に戻ってきた。


まず先生に病状の経過を伝え、ハードな練習は出来なくても今出来ることを精一杯やりたいと伝えたところ、快く快諾してくれた。


先生は達人故に技のキレが凄く、その痛みで久しぶりの恐怖感も思い出したが、それよりも久しぶりのレッスンにワクワクが止まらない状態で先生と対峙して、関節技と打撃技のミックスをスパーを交えながら1時間程度教えて頂いた。


終わった後はこれまた久しぶりに味わう疲労感が心地よかったが、やはり後遺症のいくつかの赤い斑点が出てきていたので、まだ万全ではないことも確認した。


それでも、今のご時世いつ何が起こるか分からない混沌としている時代なので、大切な家族や目の前にいる大切なお客様に万が一がある時に確実に守り切れる実力を身に付けるまでは、先生に教えを請いながら本日の再始動よりまずは50歳まで武術を磨いて、仕事と同様に一生を掛けて少しでも極みに近づいていけるように頑張ろうと心に誓った。