復帰初日に三度立ち上がる事が困難になってしまった身体。
復帰2日目の今日も時短営業で、朝と夜の時間に分けて予約をお受けしていた。
昨夜からの流れを引きずったまま、起床した時点で両足の筋膜に激痛がありすぐに起き上がれない。
それでも約束の時間に遅れるわけにはいかないので、妻の補助を受けながら立ち上がり、足の幅位の歩幅で壁伝いに車の補助席に乗り込んだ。
初めのお客さんに入る時点でもう既に真っ直ぐに立っている事さえ困難な状態だった。
何度となく使っている″何とか”という言葉だか、何とか仕事を全う出来た以外の表現が難しい。
最初のお客さんをお見送りしたこの時点でお昼過ぎだった。
この後夕方まで安静時間を設けていたが、今の立ち上がり困難な状態でこの後仕事出来るか確証が持てなかった。
この不確定な身体の状態から、夕方以降時間を取って頂いているお客さんに断腸の思いではあるが、今の私の現状と精一杯の申し訳ない気持ちを込めてお断りの電話を入れさせてもらった。
…もうこの仕事を続けることは無理かもしれん。。
発病から4週間近く経った今、初めて気持ちが折れそうになった。
その後直ぐにお店を閉めて家に戻り、妻の補助を受けながらほぼ動かなくなった両足を布団に忍ばせた。
その後は殆どその場から動かずに安静に努めた。