いなかった理由は部活だった。 | 背中合わせで歩いてく

背中合わせで歩いてく

それは必然だったのか

なら、その必然を偶然で覆したい

もう、
けして交わることのない道を
背中合わせで歩いてく。

夢見ることができるなら、それを叶えることができる。



あなたがくれた言葉。

ほらね
大きな糧になる



単語帳と真新しいノートと
どっちに応援メッセージ書いてくれる?


貴方は迷うことなく汚い単語帳を指名した。

これさ、どこに書けばいいの?

表紙は見ちゃいけないよ

忠告する私に
イタズラっ子のような笑みを浮かべて

なんで

と、問うた。

あなたの写真を貼ってしまっているからよ。


なーんて言えもしないけれど。


なんか、距離が近くなったなぁ
としみじみ思う


同じだけ
遠さも味わう


英語で書かれたそれを

俺の一番尊敬してる人の言葉だ

と、告げて。



英語なんて、てんで読めない(おい。)
訳せない(おい)


でも、
優しさと、勇気が心に染みる。


さぁ、もうひと頑張り。

単語帳を握り締めた手に力を入れた


aoi