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ZOMBIE
ゾンビ 米国劇場公開版 GEORGE A ROMERO’S DAWN OF THE DEAD ZOMBIE

ホラー映画が何故面白いのかと考えると、「日常ではありえない危機的状況を見られること」だと思います。殺人鬼に追われたり、化け物や幽霊が出て来たりと、現実でそんなことが起こってはたまりませんが、あり得ない事に興味をそそられる場合もあります。

この映画「ゾンビ」(洋題 DAWN OF THE DEAD)はゾンビが出てくる危機的状況にも関わらず、何故かその状況を体験してみたいと思える映画です。ジョージ・A・ロメロのゾンビ三部作では第二部ですがゾンビ映画入門編にはもってこいの作品です。

物語は始めからゾンビありきの設定で、死者が生き返り人を襲っています。そしてゾンビが増殖するなかSWAT隊員の二人組がテレビ局の友人とその彼女とヘリコプターで安全なところを探していると、大型ショッピングセンターを発見し、着陸しそこの最上階を占拠するわけですが勿論増殖したゾンビはショッピングセンター内にもウヨウヨいます。

ここからが、他のホラー映画とは一線を越えた「ゾンビ」ならではの究極の設定!

ゾンビはトロいんです。足遅いんです。

確かに人数は沢山いますし、人肉を食べにわらわら寄ってくるので捕まったら最悪ですが、トロくて足も遅いので頑張ればどうにかなりそうなんです。でも個人的にはこの「ゾンビはトロい」設定がゾンビ作品の鍵にもなっていると思います。

そして主人公達は実際にそのトロいゾンビ達を何とか制圧し、武器やら食料やら結構何でも揃っているショッピングセンターで平穏な日々を過ごすわけですが、ある夜武装した暴走族がやってきて事態が一変してしまいます。この辺については是非本編をご覧下さい。

2004年に「ドーン・オブ・ザ・デッド」というリメイク作品が出ましたが、ジョージ・A・ロメロのオリジナル作品とは全くの別物となってしまいました。リメイク版ではビックリするほどゾンビが走って追いかけてきます。おそらくショッピングセンターというオリジナル版の設定を使いたかっただけで、内容は全く違うのでせめてリメイクと名乗らなければ違うホラー映画として楽しめたのですが、ガッカリです。
このオリジナル版を見てもらえば分かってもらえると思います。

結論、ゾンビは走らない。

テキサス・チェーンソー・ビギニング
テキサス・チェーンソー・ビギニング アンレイテッド・コレクターズ・エディション (初回限定生産)

昨日、TSUTAYAで「テキサス・チェーンソー・ビギニング」を借りて観ました。
もともとこの映画はトビー・フーパー監督の「悪魔のいけにえ」(1974年/洋題 The Texas Chainsaw Massacre)をリメイクした「テキサス・チェーンソー」(2003年)を製作したマイケル・ベイが手がけた、今流行りのビギニングもの。

主軸となっている「悪魔のいけにえ」は、テキサスでドライブしていた若者連中が田舎の民家にたまたまたどり着き、そこに住んでた一家がとんでもないブッ飛んだキ○ガイ一家で、もの凄い拷問を受けたり、殺されちゃったり、追いかけ回されるという救いの無い怖さ全開のホラー映画の歴史的な代表格。
チェーンソーを持ったレザーフェイス君と呼ばれる人の顔の皮膚を被った大男が出てきます。

正直、マイケル・ベイがリメイクした「テキサス・チェーンソー」もこの作品独特の追いつめられる嫌な怖さを出そうとしてますが、オリジナル版の恐怖には及ばなかった印象がすごくある。

そしてこの「テキサス・チェーンソー・ビギニング」。

正直、怖い。

ビギニングという前置きがあるので、何故この一家がキ○ガイになっていったのか?とか、レザーフェイス君がどうやって人の皮膚を被って殺人犯になっていくのか?とかにクドクド時間をかけると観る前は思っていたのだが、もう元々頭がおかしかったとしか思えない設定。いきなりイカれてます。
前作の「テキサス・チェーンソー」よりははるかに怖く、追いつめられる恐怖感もグレードアップしたが、若干グロさと気持ち悪さが増したので、一般的にホラー映画が苦手な人はダメでしょうね。

個人的な感想としては、「あ~これで、次からこうするようになったんだ」的なポイントが多々あったので「悪魔のいけにえ」好きな人は楽しめるのではないでしょうか。

おそらくマイケル・ベイもトビー・フーパーのオリジナル版が大好きな人なんでしょうね。
多分、前作の恐怖では納得がいかなかったので、もう一度「悪魔のいけにえ」の圧倒的な恐怖に挑戦したかったんだと思いますが・・・

はっきり言ってオリジナル版の魅力にはかないません。
「悪魔のいけにえ」っていう邦題がダサイ以外は。


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