小田切順之さん | デジスパイス・ブログ
小田切さんと初めて喋ったのは忘れもしない。。。。

大庭先生と組んで優勝した『ひえつき』ラリーの時だった。

92年なのかな?

そのころの、『ADVAN タスカ TEAM』は

光り輝いて

敷居が高くて

恐ろしくて

テントの10m以内に近づくことすらできなかった。

今でも、ホントはそうなんだけど。。。。。(笑)

そんな中でも、小田切さんはいつもニコニコしてた。

優勝で気分もいいだろうと、勇気を振り絞って

『優勝 おめでとうございます』 と、言ったのをよく覚えています。

若造の私にも優しく対応してくれました。

その後、97年から私が『ADVAN タスカ チーム』 に入ってからは

あのころの、緊張もどこに行ってしまったのか?

『おじさん』やら『おっさん』なんて気安く呼んでしまう様になって

しまいましたが、そんな生意気な私にもいつも

『ユキ』   飲め!

『ユキ』   遅い!

『ユキ』   たまには速いな!

『ユキ』   優勝おめでとう!

『ユキ』   今回のレーシングスーツカッコいいだろ!
        ※ADVANのスーツは新調しても自分で言わないと誰もわかって
         くれないので、いつもいつも自己申告してた。

         足の長さの採寸が違っていたのか?
         吉良上野介のようになって、みんなに大笑いされたり。。。。

「自慢好き」で、

「自信家」で、

でもそんな小田切さんが大好きでした。


で、たくさん  たくさん飲みましたね!



そんな中でも、小田切さんと2回だけ組んでラリーに参加しました。

1回目は、初めての国際格式になった、『ラリー北海道』

ちょうど、同時多発テロと重なったことをよく覚えています。


2回目は翌年の『APRC』に昇格した『ラリー北海道』です。

高尚な本なのでラリー関係者は知らないかも・・・・

そうです、『カーグラ 500号』にでているんです。

APRCなので、国内車での参加は無理なので、

以前タスカでAPRCに出ていた、Evo6を使って参戦しました。

二人とも若い!

もちろん小田切さんも若い!

ラリーはDayリタイヤしてしまったけど、本当に面白かった!


最初のころは、ペースノートのタイミングが合わず

『読むの遅い!』なんて、生意気なことも言いながら走ってましたね。


高速のジャンプでは

『ここDon't JUMPでしょ』 (怒)

と、言いながら空中・・・・・・・・・

そんな珍道中かな?


それでも、それでも、、、、楽しかった!


なんでも許せちゃう人柄なのかな?

そんな小田切さんもついに逝ってしまいました。

歯に衣かぶせないので、憎まれ口も叩くが

それが小田切さんなんだよ!

そんな小田切さんが大好きだった。。。。

MSCC東京ラリーが終わるのを待つなんて根っからのラリー屋だね。

天国でもペースノート読みながら、大好きな赤ワインでも飲んでてください。

でもミスコースだけはダメだよ!

まだまだ言いたいことはたくさんあるので、それは土日にお話しましょうね!

合唱