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"「DSC-RX1」" いわゆる“高級コンパクトデジカメ”の製品が各社より登場するようになって数シーズンが経過し、一ジャンルとして定着した感がある。
その定義はあいまいだが、カメラらしいスタイルのボディに固定式レンズ、それに高性能なセンサーや明るいレンズを搭載し、写真愛好家の期待に応えるモデルという表現ができるだろう。
【画像:高級コンパクトデジカメが搭載する撮像素子のサイズ比較、ほか】
具体的にはペンタックスリコーの「GR DIGITAL」シリーズ、キヤノンの「PowerShot S/G」シリーズ、富士フイルムの「FIJIFILM X」シリーズ(一部)、ソニーの「サイバーショット RX」シリーズ、ニコンの「COOLPIX P/A」シリーズ、オリンパス「STYLUS XZ」シリーズを挙げることができる。
昨年はソニーより35ミリフルサイズセンサー搭載機「DSC-RX1」が登場し、周囲を驚かせたことは記憶に新しい。
昨年秋から今春にかけて登場した各社モデルは基本的に既存モデルのスペックアップ版が多いものの、APS-Cサイズセンサーに28ミリ相当単焦点レンズを備えた「COOLPIX A」のような新顔もあることから、まずは各社の主な高級コンパクトデジカメの仕様を撮像素子とレンズを中心にまとめた。
まずはセンサーサイズについて。表では主立ったモデルを列記したが、1型以上の大型センサー搭載機は数が限られており、採用するモデルが多いのは1/1.7型センサーとなる。
ただ、1型以上の大型センサー搭載機もDSC-RX1にSIGMA DPシリーズ、COOLPIX A、FUJIFILM X100S、DSC-RX100と数を増やしており、選択肢は広がっている。
シグマDPシリーズはRGB3層を個別に持つFoveon X3センサーなので、スペックシート上の有効画素数は4800万画素だが、実撮影サイズは最大4704×3136ピクセルの約1500万画素相当となることに留意されたい。
ちなみに、先日発表されたニコン「COOLPIX P330」は1/1.7型を搭載するが、前モデルのP310は1/2.3型を搭載しており、型番は類似しているがセンサーのサイズアップが図られている。
各センサーサイズを略式にて比較すると下図のようになる。(画素数との兼ね合いもあるが)センサーサイズが大きければそれだけ1画素あたりのサイズを大きくすることが可能となり画質面では優位となるが、レンズとボディの大型化も伴うことになる。
そうした意味では、DSC-RX1やRX100、それにCOOLPIX Aは破格のコンパクトサイズを実現しているといえる。
レンズは各社ともに明るいレンズを搭載しており、こちらにも力が入っている様子が見て取れる。ただ、単焦点(固定焦点)レンズかズームレンズかは分かれており、比較的大型のセンサーを搭載するモデルは単焦点、比較的小型なセンサーを搭載するモデルはズームレンズといった傾向がある。
ただ、ズームレンズで望遠端まで明るいレンズを搭載するモデルとなると、FUJIFILM X20やSTYLUS XZ-2、DMC-LX7、PowerShot G1 Xなど数が限られる。
レンズ一体型カメラの場合、どのサイズの何万画素センサーを搭載し、どのようなレンズを組み合わせるかで製品の方向性、個性の大半が決まる。
その個性こそが、レンズを交換することでさまざまな状況に対応できる汎用性を持つデジタル一眼レフやミラーレスにはない魅力となっている。
今春登場の新製品個々の描写や性能については、今後製品レビューにて紹介していく。
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http://news.livedoor.com/article/detail/7476945/
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