
201206nhk 東京都に属していながら、東京港(竹芝桟橋)からおよそ1000キロをも遠い離れた海原に浮かぶ神秘の島々、小笠原諸島。謎に満ちた巨大な海洋生物が集う世界有数のマリンスポットのひとつともなっているここは、世界最大の無脊椎動物・ダイオウイカが世界一数多く目撃されることでも有名だ。
ほかにもマッコウクジラが集まる“マッコウ・ポイント”という不思議な場所も存在し、ザトウクジラの母親が絶食しながら懸命に子育てを行う場所でもあり、まさに私たちの日常からかけ離れた巨大生物たちの楽園だ。
そんな小笠原諸島へ女優の仲間由紀恵が渡り、謎に満ちた海洋生物を追いかけるドキュメンタリー「謎の巨大生物を追う~仲間由紀恵・小笠原の海をゆく~」が6月30日(土)と7月1日(日)にNHKで放送される。
6月5日(火)、2週間におよぶ現地でのロケを終えて帰京した仲間さんを迎えてNHK(東京・渋谷)にて会見が行われた。
沖縄出身でスキューバダイビングや小型船舶の免許を持ち、これまで国内外の様々な海を訪れた経験を持つ仲間由紀恵さんが、「一度は行ってみたかった近くて遠い楽園」と表現する小笠原諸島。
この旅の目的のひとつは、ヨーロッパでは“海の怪物”と船乗りに恐れられた世界最大の無脊椎動物・ダイオウイカに出合うこと。
ダイオウイカは、深海を泳ぐその姿がいまだ映像に記録されたことはなく、第一級の謎の巨大生物とされているが、今回の取材では、奇跡的にもダイオウイカをカメラに収めることができたという。
「ドキュメンタリーはドラマなどとは違い、台本はあっても相手がどこにいるか分からない野生動物なので計画通りに行かず大変でした」と取材に際しての苦労を語った仲間さん。
「私たちの何倍もの大きさの生き物があんなに力強く生きて動いている姿に感動しました」と現地で感じた興奮そのままに頬を紅潮させながら語ってくれた。
ダイオウイカのほかにマッコウクジラやザトウクジラの群れを追う様子も番組では放送されるが詳細については、ぜひ放送を楽しみにして欲しい。
最後に仲間さんは、「小笠原の海の素晴らしさ、巨大生物のダイナミックさを感じていただき、一緒に暮らしていくために何を気を付けなくてはいけないのかということにも気持ちを傾けていただけたら」と呼びかける。
巨大な海の生物が悠然と海を泳ぐ姿を眺めるだけでも癒されそうだが、それとともに、この地球上にはさまざまな未知の生物が存在することを改めて気付かせてくれるだろう。
「謎の巨大生物を追う~仲間由紀恵・小笠原の海をゆく~」は6月30日(土)、7月1日(日)の2夜連続で21:00よりBSプレミアムで放送。ぜひこの機会を見逃さないで。
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