【核心】浦安、看護師殺害 空白の4時間、何が 強い殺意/不審者の姿なし | 遊悠デジカメ&ビデオ

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事件の経過 大型連休中の4月30日に、千葉県浦安市のマンションで仙台市の看護師、長谷川かなえさん(23)が殺害された事件は発生から2週間以上が過ぎた。

施錠された元交際相手の男性会社員(23)宅で、犯人は長谷川さんの左胸を一突きで殺害した。

長谷川さんがマンションに入ってから遺体で発見されるまでの4時間に何があったのか。

千葉県警は顔見知りや流しによる犯行など「予断を挟まず」(捜査幹部)捜査を進めている。

 ▼抵抗した形跡なく

 「室内で知り合いの女性が死亡している」
 東京メトロ東西線浦安駅に近いマンション2階の一室。部屋に住む男性が動転した様子で119番通報したのは4月30日午前8時5分ごろだった。

 男性は前日から同僚らと東京都内で食事をし、朝まで漫画喫茶で過ごして30日午前7時40分ごろに帰宅した。

 県警は当初、帰宅から通報までに約25分を要したことに注目した。

ただ、男性は「長谷川さんとは過去に交際していた。

眠っていると思った」と説明。

県警は裏付けを進め、男性が事件当時、現場にいなかった可能性が極めて高いことを確認した。

 長谷川さんは掛け布団の上から刺され、防御創や着衣の乱れなど抵抗した形跡は残っていなかった。

上半身が外出着、下半身はストッキング姿で、化粧もしたままだった。

 司法解剖の結果、左胸の傷は心臓や肺に達し、あばら骨も砕けていた。

犯人は無抵抗の長谷川さんに対し殺意を持って強い力で刺したとみられ、顔見知りによる怨恨(えんこん)説が浮上している。


 ▼「怨恨説」の一方…

 長谷川さんは連休を利用して同29日、勤務後に仙台市から上京。

都内で暮らす弟と午後11時ごろまで東京・新宿で食事をした後、「友達の家に遊びに行く」と告げて別れたという。

 県警が入手した防犯カメラ映像などによると、長谷川さんは30日午前0時すぎ、浦安駅から4駅手前の東陽町駅(東京都江東区)で下車。同駅から約10キロ離れたマンションに到着したのは午前3時ごろだった。

 入り口はオートロックの自動扉で、長谷川さんは他の住人の後ろについてマンション内に入り、男性が事前に郵便受けの中に用意した合鍵を使って室内に入ったとされる。

 男性宅に入室後、再び数分間だけマンションの外に出かける姿も防犯カメラには写っているが、最初に入ったときを含め、その前後に不審人物の出入りはこれまでに確認されていない。


 ▼鍵握る防犯カメラ

 「顔見知りにしろ、流しの犯行にしろ、マンションの防犯カメラ映像の解析が鍵となる」。

東工大教授の影山任佐氏(犯罪精神医学)は指摘する。

 事件後、現場からは合鍵と長谷川さんの携帯電話、室内にあった包丁複数本のうち1本がなくなっていた。

 財布などは奪われておらず、捜査関係者は「携帯電話に長谷川さんとの接点が残されており、発見を遅らせるため施錠した可能性がある」と指摘。

防犯カメラに不審人物の姿がないことから県警はマンション住民全約140世帯の調査も進めている。

 念願の看護師になって間もないながら、勤務先でも慕われていた長谷川さん。

捜査幹部は「一刻も早く無念を晴らしたい」と全力で捜査に当たっている。

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