1枚のカードから…
年の瀬で賑わう大型スーパーへ買い出しに行き、
立ち寄ったゲームコーナーでのできごと。
そこには、娘の大好きな
「ラブ&ベリー」があったのですが、
あいにくカードが1枚もなし
とはいえ、
事情が飲み込めない娘は「やりたいやりた
」と
しょうがないから、
起死回生の1枚が出ること祈りつつ
100円を投入
…アチャ
、出たのはサングラスのカードだ
どだい、1枚じゃあね。
「しょうがない。パジャマ姿でサングラスをかけて踊りなさい
」
…しばし目を見つめる娘
「だって、カードはそれしかないんだからさ…
」
仕方がないのでそれで決定をしようとした瞬間、
隣で遊んでいた白いコートを着た女の子が、
娘の台に1枚のカードをスキャンしてくれたではないですか
そのあとも立て続けにカードをスキャンしてくれて、
得点はあっさり「250点」
「お嬢ちゃん、ありがとうね」
何度もお礼の言葉を
とはいえ、
「このままではいかん
」
と考え、
「100円でも渡した方がいいのか
」
「何か手持ちの物をあげるべきか
」
などと悩んだのですが、
「ちょっと待てよ」
このお嬢さんは、そんな低俗な考えでやってくれたのではなく、
困った顔をしている娘を見て、
可哀想に思ってカードを差し出してくれた、
ただそれだけで、
見返りを望んだわけではないだろうし、
返ってその気持ちを踏みにじる気がしたので、
丁寧にお礼をしました。
直後に、そのお嬢さんは駆け去ってしまいましたが、
聡明そうなカワイイお嬢さんでした
世知辛い世の中とはいえ、
子どもって本当に純粋なものですね。
また、ご両親の教育もしっかりしているんだろうなと。
たかだかゲームの1枚のカードの話しですが、
師走にちょっといいできごとがあったので綴りました。
思えば自分のことばかり考えてきた一年でしたから、
来年は、もっと人のために生きていかねばならないと、
このお嬢さんから教えられた気がしました。
その後、お嬢さんのおかげで高得点を得たにもかかわらず、
音感の鈍い娘はあっさりとゲーム終了となり、
一発ゲンコツを入れたのは言うまでもありません
立ち寄ったゲームコーナーでのできごと。
そこには、娘の大好きな
「ラブ&ベリー」があったのですが、
あいにくカードが1枚もなし

とはいえ、
事情が飲み込めない娘は「やりたいやりた

しょうがないから、
起死回生の1枚が出ること祈りつつ
100円を投入
…アチャ


どだい、1枚じゃあね。
「しょうがない。パジャマ姿でサングラスをかけて踊りなさい

…しばし目を見つめる娘

「だって、カードはそれしかないんだからさ…

仕方がないのでそれで決定をしようとした瞬間、
隣で遊んでいた白いコートを着た女の子が、
娘の台に1枚のカードをスキャンしてくれたではないですか

そのあとも立て続けにカードをスキャンしてくれて、
得点はあっさり「250点」

「お嬢ちゃん、ありがとうね」
何度もお礼の言葉を

とはいえ、
「このままではいかん

と考え、
「100円でも渡した方がいいのか

「何か手持ちの物をあげるべきか

などと悩んだのですが、
「ちょっと待てよ」
このお嬢さんは、そんな低俗な考えでやってくれたのではなく、
困った顔をしている娘を見て、
可哀想に思ってカードを差し出してくれた、
ただそれだけで、
見返りを望んだわけではないだろうし、
返ってその気持ちを踏みにじる気がしたので、
丁寧にお礼をしました。
直後に、そのお嬢さんは駆け去ってしまいましたが、
聡明そうなカワイイお嬢さんでした

世知辛い世の中とはいえ、
子どもって本当に純粋なものですね。
また、ご両親の教育もしっかりしているんだろうなと。
たかだかゲームの1枚のカードの話しですが、
師走にちょっといいできごとがあったので綴りました。
思えば自分のことばかり考えてきた一年でしたから、
来年は、もっと人のために生きていかねばならないと、
このお嬢さんから教えられた気がしました。
その後、お嬢さんのおかげで高得点を得たにもかかわらず、
音感の鈍い娘はあっさりとゲーム終了となり、
一発ゲンコツを入れたのは言うまでもありません
