こんばんは。
デジウェブスタジオのカイです。
今回は17日朝にブログカキコしたお話の続きからです。
それではどうぞ~
~洋楽ヘヴィメタルとの出会い~
社会人になって5年ほど経ったとある日の友人とカラオケに行った時のこと、友人から
「カイちゃんは高い声が出せるから、今度この曲練習して唄って~」と勧められた
アイアンメイデンの「ACES HIGH」。
これが、私の洋楽ヘヴィメタル出会いの曲であります。
洋楽ヘヴィメタル初心者であった私が最初に出会った曲が超有名な伝説的曲(ヘヴィメタル
の中でですが)であったことから、最初はアイアンメイデンの曲ばかりを探して聴くように
なりました。
ちなみに「ACES HIGH」は1984年発表の曲でありますが、今聴いてもこの曲だ
けは80年代発表曲にも関わらず、スゲぇーと思える曲であります。
【ACES HIGHはこちら】
アイアンメイデン後は、ハイトーンヴォーカリストを探すのにメタルゴッドの異名をとる
ロブ・ハルフォードにたどりつき、ヘヴィメタルを確立したバンドと言っても過言ではない
ジューダス・プリーストを聴くようになりました。
まぁ、私はもっぱら「ペインキラー」と「ナイトクローラー」しかヘヴィーローテーション
しませんでしたけど・・・
ソロのハルフォードもCD2枚購入し聴きました。
アイアンメイデン、ジューダスプリーストと言ったパワーメタルをヘヴィメタル初心者の時は
聴いておりましたね~
そうそう、一言にヘヴィメタルと言ってもジャンルが多岐に渡り、現代では複雑化しております。
下記にヘヴィメタルの主要サブジャンルを記載しておきます。
・パワーメタル:アイアン・メイデン、ジューダス・プリーストなどをオーセンティックなヘヴィ
メタルと捉えた時に、よりパワフルにそして、よりアグレッシブな音像を出したバンドの音を分類
した時に名付けられた呼称である。
大雑把な言い方をすれば、オーセンティックなヘヴィメタルとスラッシュメタルの中間的な音像
(適度にメロディアスでありつつ、ベース、ドラムの音数が多い。)という捉え方もできる。また
歌詞の内容やジャケットにおいて、「魔法使い」、「剣」、「星空」、「ドラゴン」など、ファンタ
ジックで幻想的な世界が描かれているものが多いことが特徴の1つとして挙げられる。ディオやラプ
ソディー・オブ・ファイアなどにおいてもこれは顕著である。
代表的なバンドとしては、アクセプト、メタル・チャーチ、ヴィシャス・ルーモアズ、タンク、初期
サヴァタージ、初期ハロウィンなどが挙げられる。国内のバンドでパワーメタル志向を示すものには、
ANTHEMなどがいる。
※このパワーメタルこそが私の洋楽ヘヴィメタルの原点であります。代表的バンドはアイアンメイ
デン、ジューダスプリーストですね。あと、後に紹介するハロウィンも初期はパワーメタルバンド
だったようです。
・スラッシュメタル:スラッシュメタル (Thrash Metal) は、音楽のジャンルの一つ。従来の
ヘヴィメタルにハードコアの過激さを加えた音楽形態を指す。なお、『Thrash』とは「ムチ打つ」
という意味の言葉である。スピードメタルとの定義の違いは曖昧である。
NWOBHMとハードコアの私生児ともいえる音楽性で、ギターソロよりもギターリフに重きを置き、
スピード感を重視した楽曲が多い。
特に1980年代初め頃にはメタリカのFight Fire With Fire("Ride the Lightning"収録)や、
スレイヤーのChemical Warfare(EP"Haunting the Chapel"収録)が、世界最速の楽曲として
話題に上ることもしばしあった。
それまでのハードロック、ヘヴィメタルといえばバンドの花形はリードギタリストであり、ギター
ソロの速弾きこそ最大の見せ場であった。対してスラッシュメタルは速弾きこそあれど、楽曲の
中心はギターリフであり、高速なもの、複雑なもの等さまざまなギターリフを開発していった。
ただし、速さのみを追求していたわけではなく、スピード感を際立たせるため一曲の中、あるいは
アルバムを通して緩急をつけるなどの工夫もされていた。
とりわけ凶暴で粗野な印象が強調されがちなスラッシュメタルだが、メタリカのようにアコー
スティック・ギターを入れたり、バラード調の楽曲を入れるバンドもある。
ヴォーカルに関しては、音程をあまり重視しない叫び声やハードコア風のがなり声のようなスタイル
が多い。一方でハイトーンで伸びやかにメロディを歌うヴォーカリストもいる。曲と同様に歌詞の
進行も早く、ネイティブスピーカーでも聞き取れないほど早いことさえある。特にスレイヤーの
ヴォーカルの速さはラッパーたちにカルチャーショックを与えたといわれている。
ドラムも例に漏れず速く、手数も多い。BPM200以上でバスドラムを16分で打ったり、バスドラムと
スネアを8分で交互に叩くいわゆる「2ビート」が特徴。スレイヤーのデイブ・ロンバートやアンス
ラックス、SODのチャーリー・ベナンテ、ダーク・エンジェルやテスタメント、デスのジーン・ホグ
ラン等の名手がいる。
※スラッシュメタルは王様のブランチの男性司会者、谷原章介さんが好きらしいです。ただ、私は
よくわかりません。知っててメタリカくらいですね。
・デスメタル:デスメタル(Death Metal) は、ヘヴィメタルのジャンルの一種。現在は特定の
音楽性を指した言葉として定着しているが、そもそもは“死”や“死体”、“地獄”などが歌詞の
テーマとして多く出てくるスラッシュメタルバンドを形容した呼称であった。「アグレッシブでより
エクストリームなスラッシュメタル」と表現されることのある音楽を展開したバンド・デスが元祖
デスメタルと呼ばれるのには、このような理由がある。ルーツとしては、スラッシュメタルと初期
ブラックメタルから派生していると言われている。
古くはナパーム・デス、近年ではナザムを筆頭とするグラインドコアはデスメタルと音楽的に近い
関係にあるが、こちらはハードコア・パンクをルーツとするため、破滅的ではなく社会への不満など
をテーマに置いている点で異なる。ただし、ゴアグラインドは、テーマの点においても(やや指向が
異なるものの)デスメタルと似通っている事が多い。アット・ザ・ゲイツやカーカス、ディスメンバ
ーなどはいち早くデスメタルに叙情的なメロディを持ち込み、「メロディックデスメタル」と呼ばれ
るスタイルを開拓した。また、1990年代後半以降アメリカに出現したダイイング・フィータス、
ディーズ・オブ・フレッシュなどの複雑かつキャッチーな音像を特徴とするデスメタルは「ニュー
スクール」と呼ばれる。これに対して、モービッド・エンジェルやディーサイドなどの古くから活動
しているバンドは「オールドスクール」と呼ばれる。
主なデスメタルの特徴としては、以下のような傾向が挙げられる(ただしどの項目にも多数の例外が
あり、一概には言えない)
・ダウンチューニングを施したギター、ベース。
・半音階で構成された和音やコード進行の多用。展開形やテンションコードの前衛的な利用。
・テンポの急激な変化、手数の多いドラム、複雑なギターリフ
・複雑なリズム展開、曲展開(一般的な、ヴァース→コーラス→ヴァース……の展開に従わない)
・高速のスラッシュビート、ブラストビートなどの特殊なドラムパターンの多用
・デスヴォイスの使用(メロディを廃し、うなり叫ぶ歌唱法)
・歌詞のテーマは主に、死、殺人、反宗教、異教信仰、性的倒錯、社会批判、苦痛、など。
デスメタルでは各パートが一体となって形成するリフとリズムが特に重要な役割をもつ。
最も主張の強いパートはギターの場合が多い。スラッシュメタルのようにリズムを刻むリフも多く
あるが、蠢くような高速の単音リフや不気味なコードワークをジャンル固有の特徴としている。
単音を左右で2本重ねてコードを作るパターンを多く用いるため、ツインギター/ツインリード編成
のバンドが非常に多い。生粋のデスメタルにおいてはメロディアスといえるほどに流麗なギター
リフは少ないが、独自の雰囲気を持ったリードを執ることが多い。また、モービッド・エンジェル
やオビチュアリーなどギターソロに独自のメロディを盛り込んで個性を持たせているバンドも数多く
いる。
ベースはギターの低音域を支えるだけの単純で目立たないものも多いが、Cannibal Corpseの
ようにテクニカルに動き回るベースリフを入れたり、ツインギターにあわせて高音を弾いてトリプル
リードのような進行を作ったりするなど、幅広く用いられている。
ヴォーカルは他の音楽ジャンルと異なり、メロディをほとんどもたず、『歌詞をともなったリズム
楽器』としての役割が強い。叫ぶといってもスタイルは様々で、太い低音、掠れた低音、中音域の
絶叫、嗚咽のような咆哮、ゴロゴロとした超低音(グロウル/ガテラルなどと呼ばれる)など多岐
に渡る。
またそれら全てを支えるドラムは特に重要な役割をもつパートで、ドラマーの個性と音作りが曲の
雰囲気を左右する事もある。デスメタル特有のギターリフは単体では決まったリズムを持たない
場合が多く、そういったリフはドラムが全てを牽引することになるためである。メタルシーンに
おいて著名な高いテクニックを持つドラマーは、前述のバンドメンバーを含めこのジャンルにも
数多く存在している。
初期のデスメタル、特にアメリカのものは、ルーツであるスラッシュメタルの影響が大きかった。
また、グラインドコアとデスメタルは、互いに影響を与えつつ発展して来たジャンルだが、最近は
特にグラインドコア寄りのアプローチを示すバンドも多く、厳密に両者の区別をつけるのは難しい。
グラインドコア、ファストコアに比べれば体感速度は劣るが、デスメタルのドラムプレイは他の
エクストリーム・ミュージックと比べてもBPMが高いものが多い。
※デスメタルは私は好きではありません。どうも、デスヴォイスが苦手のようです。
・ゴシックメタル:ゴシックメタル(Gothic Metal)とは、ヘヴィメタルのサブジャンルの一つ
である。ゴシックメタルは. ヘヴィメタルの激しさとゴシックロックの耽美性を併せ持つ。この
ジャンルは1990年代初頭のヨーロッパで、デスメタルとドゥームメタルが融合したデス/ドゥーム
から発展してできた。ゴシックメタルの音楽性はゴシック的な手法をヘヴィメタルの様々なジャンル
に付属させているそれぞれのバンドによって多岐にわたる。歌詞はおおかたが感傷的で、ゴシック
小説や個人的経験に着想を得た哀しげなものである。
ゴシックメタルの音楽性を形容して「深みがある」「抑鬱的」「ロマンティック」「情熱的」など
と様々な言葉が用いられるが、最も多いのは「暗い」だとされる。ゴシックメタルは「ヘヴィメタル
にゴシックロックの暗黒性、耽美性が加わったもの」とも表現されてきた。レビューサイトAll
Musicでは「ゴシックロックの冷たくて荒涼とした感じにヘヴィメタルの激しいギターが混ざり
合っている。本物のゴシックメタルは霊妙なシンセサイザーと不気味な編成に重きを置くゴシック
ロックからの影響が大きい」と述べられている。ゴシックメタルはバンドによって「遅くて破滅的」
とか「オーケストラ風で大仰」というように特徴が異なるジャンルでもある。黎明期のドゥーム
メタル風味の強いバンドに影響されたもの、クレイドル・オブ・フィルスのようにブラックメタル
の側面の強いもの、ナイトウィッシュやエピカのようにシンフォニックさを前面に押し出している
もの、 デスメタルやインダストリアル、オルタナティブ・メタルとの接近を図ったものなど様々
である。しかし多くのバンドに言えるのはギターのアルペジオ奏法、シンセサイザー、ヴァイオリン
やフルートなどのアコースティック楽器などによって美麗さを演出しているということである。
※日本では元マリスミゼルのmanaが所属するモア ディス モアなんかがそうだと思います。
・シンフォニックメタル:シンフォニックメタルはヘヴィメタルから派生した音楽のジャンルの一つ。
オーケストラや合唱とのアンサンブルを軸としたサウンドがシンフォニー(交響曲)を想起させる
ため、こう呼ばれる。リード・ボーカルにオペラを思わせる声楽的な技巧を取り入れたものは特に
オペラティック・メタル(オペラ・メタル)とも呼ばれる。必ずしも交響曲やオペラの形式に倣った
ものではない。
シンフォニックメタルの“ビッグバン”は1997年にあったと言っても過言ではない。最初にこの
ジャンルに貢献したのはセリオンと言われている。デスメタルからゴシックメタルへと傾きつつ
あった音楽性に生オーケストラを導入した結果これに成功し、アルバム『セリ』(1997年)により
シンフォニックメタルを世間に知らしめた。
この潮流に乗って躍り出たのが同じく1997年にデビューしたウィズイン・テンプテーションとナイト
ウィッシュである。前者はまずデスメタルをベースにしたゴシックメタル系のサウンドでデビュー。
シャロン・デン・アデルの可憐な歌声を前面に押し出した楽曲、緩急巧みなシンセサイザーと生オー
ケストラによるオーケストレーションで大きな人気を得る。後者は当時の潮流であったヘヴィネス
とメロディックスピードメタルを組み合わせたサウンドに重厚なシンセサイザーのオーケストラを
重ね、さらにクラシカルなオペラ調の歌唱を乗せるという独特のサウンドで人気を得て、ついにミリ
オンセラーとなるまでに至った。
そして同じく1997年に現れたのが、“ハリウッドメタル”を標榜するラプソディーである。シンセ
サイザー(後にオーケストラも)を大々的に導入した大仰なサウンド志向で、ハリウッド映画音楽の
ようなヘヴィメタルを作り上げた(歌詞のテーマにハイ・ファンタジーを取り上げ続けるため、ゲー
ムミュージックに近いとして「RPGメタル」とも呼ばれる)。
こうした流れに乗ってフォロワーも続々と登場し、シンセサイザーとオーケストラによるサウンドを
ヘヴィメタルのリズムに乗せるというシンフォニックメタルのうねりは、今やヨーロッパを中心に
一大流行となっている。
※シンフォニックメタルはメロディックスピードメタルに通じるものがあります。代表バンドで
あるラプソディー(現ラプソディーオブファイアー)は有名であります。
・メロディックスピードメタル(メロディックパワーメタル):このジャンルについては、別記事
で投稿しますね。ブログ長くなっちゃったんで・・・・
・メロディックデスメタル:メロディックデスメタル(Melodic Death Metal)は、ヘヴィメタル
の中に含まれる音楽ジャンルの一つである。メロデスと略して呼ばれることが多い。
メロディックデスメタルの解釈については、おもに2つの考え方がある。1つは、北欧メタルの系統
に属するメロディーを重視した音楽スタイルにデスメタルの歌唱法デスヴォイスを取り入れたもの
である、とするもの。もう1つは、デスメタルの攻撃性を抑えつつもデスヴォイスを残し、正統派
ヘヴィメタルの旋律を取り入れてドラマティックな展開を持たせたものである、とするものである。
1990年代前半に発表された、デスメタルに積極的にメロディを取り入れたカーカスやディスメンバ
ー、アット・ザ・ゲイツ、アモルフィスなどの作品が、メロディックデスメタル成立の前段階と考え
られる。
メロディックデスメタルというジャンルの成立には、アーク・エネミーやダーク・トランキュリ
ティ、イン・フレイムス、チルドレン・オブ・ボドムといった、現在のヘヴィメタル、ヘヴィロック
シーンを代表するバンドが強く関わっている。そのため一時期は、これらのバンドの出身地から北欧
叙情デスメタルといった地域限定的な呼称も当てられていたことがある。
とりわけ、近年のメロディックデスメタルは正統派ヘヴィメタルとの境界が不明瞭で、旋律や曲調、
拍の強弱など、楽曲に含まれる要素の大半においては大きな差異がない。唯一、デスメタルの特徴の
一つである歌唱法デスヴォイスのみが、分類のための大きな指標となっている。こうしたことから、
バンドのジャンル区分については、音楽的特徴よりも、販売元に依存する傾向があるのが現状である。
2000年代以降、アメリカで隆盛を見せているメタルコアは、メロディックデスメタルから大きな影響
を受けており、その意味でもこのジャンルが果たした役割は重要なものである。
※デスメタルにメロディー合体みたいな感じでしょうかね。デスヴォイスが苦手なので、あまり聴き
ません。
とまぁ、いろいろなサブジャンルにヘヴィメタルは細分化されるというのをカキコしたら、非常に
長いブログになったので、一旦ここでブレイクです。
デジウェブスタジオのカイです。
今回は17日朝にブログカキコしたお話の続きからです。
それではどうぞ~
~洋楽ヘヴィメタルとの出会い~
社会人になって5年ほど経ったとある日の友人とカラオケに行った時のこと、友人から
「カイちゃんは高い声が出せるから、今度この曲練習して唄って~」と勧められた
アイアンメイデンの「ACES HIGH」。
これが、私の洋楽ヘヴィメタル出会いの曲であります。
洋楽ヘヴィメタル初心者であった私が最初に出会った曲が超有名な伝説的曲(ヘヴィメタル
の中でですが)であったことから、最初はアイアンメイデンの曲ばかりを探して聴くように
なりました。
ちなみに「ACES HIGH」は1984年発表の曲でありますが、今聴いてもこの曲だ
けは80年代発表曲にも関わらず、スゲぇーと思える曲であります。
【ACES HIGHはこちら】
アイアンメイデン後は、ハイトーンヴォーカリストを探すのにメタルゴッドの異名をとる
ロブ・ハルフォードにたどりつき、ヘヴィメタルを確立したバンドと言っても過言ではない
ジューダス・プリーストを聴くようになりました。
まぁ、私はもっぱら「ペインキラー」と「ナイトクローラー」しかヘヴィーローテーション
しませんでしたけど・・・
ソロのハルフォードもCD2枚購入し聴きました。
アイアンメイデン、ジューダスプリーストと言ったパワーメタルをヘヴィメタル初心者の時は
聴いておりましたね~
そうそう、一言にヘヴィメタルと言ってもジャンルが多岐に渡り、現代では複雑化しております。
下記にヘヴィメタルの主要サブジャンルを記載しておきます。
・パワーメタル:アイアン・メイデン、ジューダス・プリーストなどをオーセンティックなヘヴィ
メタルと捉えた時に、よりパワフルにそして、よりアグレッシブな音像を出したバンドの音を分類
した時に名付けられた呼称である。
大雑把な言い方をすれば、オーセンティックなヘヴィメタルとスラッシュメタルの中間的な音像
(適度にメロディアスでありつつ、ベース、ドラムの音数が多い。)という捉え方もできる。また
歌詞の内容やジャケットにおいて、「魔法使い」、「剣」、「星空」、「ドラゴン」など、ファンタ
ジックで幻想的な世界が描かれているものが多いことが特徴の1つとして挙げられる。ディオやラプ
ソディー・オブ・ファイアなどにおいてもこれは顕著である。
代表的なバンドとしては、アクセプト、メタル・チャーチ、ヴィシャス・ルーモアズ、タンク、初期
サヴァタージ、初期ハロウィンなどが挙げられる。国内のバンドでパワーメタル志向を示すものには、
ANTHEMなどがいる。
※このパワーメタルこそが私の洋楽ヘヴィメタルの原点であります。代表的バンドはアイアンメイ
デン、ジューダスプリーストですね。あと、後に紹介するハロウィンも初期はパワーメタルバンド
だったようです。
・スラッシュメタル:スラッシュメタル (Thrash Metal) は、音楽のジャンルの一つ。従来の
ヘヴィメタルにハードコアの過激さを加えた音楽形態を指す。なお、『Thrash』とは「ムチ打つ」
という意味の言葉である。スピードメタルとの定義の違いは曖昧である。
NWOBHMとハードコアの私生児ともいえる音楽性で、ギターソロよりもギターリフに重きを置き、
スピード感を重視した楽曲が多い。
特に1980年代初め頃にはメタリカのFight Fire With Fire("Ride the Lightning"収録)や、
スレイヤーのChemical Warfare(EP"Haunting the Chapel"収録)が、世界最速の楽曲として
話題に上ることもしばしあった。
それまでのハードロック、ヘヴィメタルといえばバンドの花形はリードギタリストであり、ギター
ソロの速弾きこそ最大の見せ場であった。対してスラッシュメタルは速弾きこそあれど、楽曲の
中心はギターリフであり、高速なもの、複雑なもの等さまざまなギターリフを開発していった。
ただし、速さのみを追求していたわけではなく、スピード感を際立たせるため一曲の中、あるいは
アルバムを通して緩急をつけるなどの工夫もされていた。
とりわけ凶暴で粗野な印象が強調されがちなスラッシュメタルだが、メタリカのようにアコー
スティック・ギターを入れたり、バラード調の楽曲を入れるバンドもある。
ヴォーカルに関しては、音程をあまり重視しない叫び声やハードコア風のがなり声のようなスタイル
が多い。一方でハイトーンで伸びやかにメロディを歌うヴォーカリストもいる。曲と同様に歌詞の
進行も早く、ネイティブスピーカーでも聞き取れないほど早いことさえある。特にスレイヤーの
ヴォーカルの速さはラッパーたちにカルチャーショックを与えたといわれている。
ドラムも例に漏れず速く、手数も多い。BPM200以上でバスドラムを16分で打ったり、バスドラムと
スネアを8分で交互に叩くいわゆる「2ビート」が特徴。スレイヤーのデイブ・ロンバートやアンス
ラックス、SODのチャーリー・ベナンテ、ダーク・エンジェルやテスタメント、デスのジーン・ホグ
ラン等の名手がいる。
※スラッシュメタルは王様のブランチの男性司会者、谷原章介さんが好きらしいです。ただ、私は
よくわかりません。知っててメタリカくらいですね。
・デスメタル:デスメタル(Death Metal) は、ヘヴィメタルのジャンルの一種。現在は特定の
音楽性を指した言葉として定着しているが、そもそもは“死”や“死体”、“地獄”などが歌詞の
テーマとして多く出てくるスラッシュメタルバンドを形容した呼称であった。「アグレッシブでより
エクストリームなスラッシュメタル」と表現されることのある音楽を展開したバンド・デスが元祖
デスメタルと呼ばれるのには、このような理由がある。ルーツとしては、スラッシュメタルと初期
ブラックメタルから派生していると言われている。
古くはナパーム・デス、近年ではナザムを筆頭とするグラインドコアはデスメタルと音楽的に近い
関係にあるが、こちらはハードコア・パンクをルーツとするため、破滅的ではなく社会への不満など
をテーマに置いている点で異なる。ただし、ゴアグラインドは、テーマの点においても(やや指向が
異なるものの)デスメタルと似通っている事が多い。アット・ザ・ゲイツやカーカス、ディスメンバ
ーなどはいち早くデスメタルに叙情的なメロディを持ち込み、「メロディックデスメタル」と呼ばれ
るスタイルを開拓した。また、1990年代後半以降アメリカに出現したダイイング・フィータス、
ディーズ・オブ・フレッシュなどの複雑かつキャッチーな音像を特徴とするデスメタルは「ニュー
スクール」と呼ばれる。これに対して、モービッド・エンジェルやディーサイドなどの古くから活動
しているバンドは「オールドスクール」と呼ばれる。
主なデスメタルの特徴としては、以下のような傾向が挙げられる(ただしどの項目にも多数の例外が
あり、一概には言えない)
・ダウンチューニングを施したギター、ベース。
・半音階で構成された和音やコード進行の多用。展開形やテンションコードの前衛的な利用。
・テンポの急激な変化、手数の多いドラム、複雑なギターリフ
・複雑なリズム展開、曲展開(一般的な、ヴァース→コーラス→ヴァース……の展開に従わない)
・高速のスラッシュビート、ブラストビートなどの特殊なドラムパターンの多用
・デスヴォイスの使用(メロディを廃し、うなり叫ぶ歌唱法)
・歌詞のテーマは主に、死、殺人、反宗教、異教信仰、性的倒錯、社会批判、苦痛、など。
デスメタルでは各パートが一体となって形成するリフとリズムが特に重要な役割をもつ。
最も主張の強いパートはギターの場合が多い。スラッシュメタルのようにリズムを刻むリフも多く
あるが、蠢くような高速の単音リフや不気味なコードワークをジャンル固有の特徴としている。
単音を左右で2本重ねてコードを作るパターンを多く用いるため、ツインギター/ツインリード編成
のバンドが非常に多い。生粋のデスメタルにおいてはメロディアスといえるほどに流麗なギター
リフは少ないが、独自の雰囲気を持ったリードを執ることが多い。また、モービッド・エンジェル
やオビチュアリーなどギターソロに独自のメロディを盛り込んで個性を持たせているバンドも数多く
いる。
ベースはギターの低音域を支えるだけの単純で目立たないものも多いが、Cannibal Corpseの
ようにテクニカルに動き回るベースリフを入れたり、ツインギターにあわせて高音を弾いてトリプル
リードのような進行を作ったりするなど、幅広く用いられている。
ヴォーカルは他の音楽ジャンルと異なり、メロディをほとんどもたず、『歌詞をともなったリズム
楽器』としての役割が強い。叫ぶといってもスタイルは様々で、太い低音、掠れた低音、中音域の
絶叫、嗚咽のような咆哮、ゴロゴロとした超低音(グロウル/ガテラルなどと呼ばれる)など多岐
に渡る。
またそれら全てを支えるドラムは特に重要な役割をもつパートで、ドラマーの個性と音作りが曲の
雰囲気を左右する事もある。デスメタル特有のギターリフは単体では決まったリズムを持たない
場合が多く、そういったリフはドラムが全てを牽引することになるためである。メタルシーンに
おいて著名な高いテクニックを持つドラマーは、前述のバンドメンバーを含めこのジャンルにも
数多く存在している。
初期のデスメタル、特にアメリカのものは、ルーツであるスラッシュメタルの影響が大きかった。
また、グラインドコアとデスメタルは、互いに影響を与えつつ発展して来たジャンルだが、最近は
特にグラインドコア寄りのアプローチを示すバンドも多く、厳密に両者の区別をつけるのは難しい。
グラインドコア、ファストコアに比べれば体感速度は劣るが、デスメタルのドラムプレイは他の
エクストリーム・ミュージックと比べてもBPMが高いものが多い。
※デスメタルは私は好きではありません。どうも、デスヴォイスが苦手のようです。
・ゴシックメタル:ゴシックメタル(Gothic Metal)とは、ヘヴィメタルのサブジャンルの一つ
である。ゴシックメタルは. ヘヴィメタルの激しさとゴシックロックの耽美性を併せ持つ。この
ジャンルは1990年代初頭のヨーロッパで、デスメタルとドゥームメタルが融合したデス/ドゥーム
から発展してできた。ゴシックメタルの音楽性はゴシック的な手法をヘヴィメタルの様々なジャンル
に付属させているそれぞれのバンドによって多岐にわたる。歌詞はおおかたが感傷的で、ゴシック
小説や個人的経験に着想を得た哀しげなものである。
ゴシックメタルの音楽性を形容して「深みがある」「抑鬱的」「ロマンティック」「情熱的」など
と様々な言葉が用いられるが、最も多いのは「暗い」だとされる。ゴシックメタルは「ヘヴィメタル
にゴシックロックの暗黒性、耽美性が加わったもの」とも表現されてきた。レビューサイトAll
Musicでは「ゴシックロックの冷たくて荒涼とした感じにヘヴィメタルの激しいギターが混ざり
合っている。本物のゴシックメタルは霊妙なシンセサイザーと不気味な編成に重きを置くゴシック
ロックからの影響が大きい」と述べられている。ゴシックメタルはバンドによって「遅くて破滅的」
とか「オーケストラ風で大仰」というように特徴が異なるジャンルでもある。黎明期のドゥーム
メタル風味の強いバンドに影響されたもの、クレイドル・オブ・フィルスのようにブラックメタル
の側面の強いもの、ナイトウィッシュやエピカのようにシンフォニックさを前面に押し出している
もの、 デスメタルやインダストリアル、オルタナティブ・メタルとの接近を図ったものなど様々
である。しかし多くのバンドに言えるのはギターのアルペジオ奏法、シンセサイザー、ヴァイオリン
やフルートなどのアコースティック楽器などによって美麗さを演出しているということである。
※日本では元マリスミゼルのmanaが所属するモア ディス モアなんかがそうだと思います。
・シンフォニックメタル:シンフォニックメタルはヘヴィメタルから派生した音楽のジャンルの一つ。
オーケストラや合唱とのアンサンブルを軸としたサウンドがシンフォニー(交響曲)を想起させる
ため、こう呼ばれる。リード・ボーカルにオペラを思わせる声楽的な技巧を取り入れたものは特に
オペラティック・メタル(オペラ・メタル)とも呼ばれる。必ずしも交響曲やオペラの形式に倣った
ものではない。
シンフォニックメタルの“ビッグバン”は1997年にあったと言っても過言ではない。最初にこの
ジャンルに貢献したのはセリオンと言われている。デスメタルからゴシックメタルへと傾きつつ
あった音楽性に生オーケストラを導入した結果これに成功し、アルバム『セリ』(1997年)により
シンフォニックメタルを世間に知らしめた。
この潮流に乗って躍り出たのが同じく1997年にデビューしたウィズイン・テンプテーションとナイト
ウィッシュである。前者はまずデスメタルをベースにしたゴシックメタル系のサウンドでデビュー。
シャロン・デン・アデルの可憐な歌声を前面に押し出した楽曲、緩急巧みなシンセサイザーと生オー
ケストラによるオーケストレーションで大きな人気を得る。後者は当時の潮流であったヘヴィネス
とメロディックスピードメタルを組み合わせたサウンドに重厚なシンセサイザーのオーケストラを
重ね、さらにクラシカルなオペラ調の歌唱を乗せるという独特のサウンドで人気を得て、ついにミリ
オンセラーとなるまでに至った。
そして同じく1997年に現れたのが、“ハリウッドメタル”を標榜するラプソディーである。シンセ
サイザー(後にオーケストラも)を大々的に導入した大仰なサウンド志向で、ハリウッド映画音楽の
ようなヘヴィメタルを作り上げた(歌詞のテーマにハイ・ファンタジーを取り上げ続けるため、ゲー
ムミュージックに近いとして「RPGメタル」とも呼ばれる)。
こうした流れに乗ってフォロワーも続々と登場し、シンセサイザーとオーケストラによるサウンドを
ヘヴィメタルのリズムに乗せるというシンフォニックメタルのうねりは、今やヨーロッパを中心に
一大流行となっている。
※シンフォニックメタルはメロディックスピードメタルに通じるものがあります。代表バンドで
あるラプソディー(現ラプソディーオブファイアー)は有名であります。
・メロディックスピードメタル(メロディックパワーメタル):このジャンルについては、別記事
で投稿しますね。ブログ長くなっちゃったんで・・・・
・メロディックデスメタル:メロディックデスメタル(Melodic Death Metal)は、ヘヴィメタル
の中に含まれる音楽ジャンルの一つである。メロデスと略して呼ばれることが多い。
メロディックデスメタルの解釈については、おもに2つの考え方がある。1つは、北欧メタルの系統
に属するメロディーを重視した音楽スタイルにデスメタルの歌唱法デスヴォイスを取り入れたもの
である、とするもの。もう1つは、デスメタルの攻撃性を抑えつつもデスヴォイスを残し、正統派
ヘヴィメタルの旋律を取り入れてドラマティックな展開を持たせたものである、とするものである。
1990年代前半に発表された、デスメタルに積極的にメロディを取り入れたカーカスやディスメンバ
ー、アット・ザ・ゲイツ、アモルフィスなどの作品が、メロディックデスメタル成立の前段階と考え
られる。
メロディックデスメタルというジャンルの成立には、アーク・エネミーやダーク・トランキュリ
ティ、イン・フレイムス、チルドレン・オブ・ボドムといった、現在のヘヴィメタル、ヘヴィロック
シーンを代表するバンドが強く関わっている。そのため一時期は、これらのバンドの出身地から北欧
叙情デスメタルといった地域限定的な呼称も当てられていたことがある。
とりわけ、近年のメロディックデスメタルは正統派ヘヴィメタルとの境界が不明瞭で、旋律や曲調、
拍の強弱など、楽曲に含まれる要素の大半においては大きな差異がない。唯一、デスメタルの特徴の
一つである歌唱法デスヴォイスのみが、分類のための大きな指標となっている。こうしたことから、
バンドのジャンル区分については、音楽的特徴よりも、販売元に依存する傾向があるのが現状である。
2000年代以降、アメリカで隆盛を見せているメタルコアは、メロディックデスメタルから大きな影響
を受けており、その意味でもこのジャンルが果たした役割は重要なものである。
※デスメタルにメロディー合体みたいな感じでしょうかね。デスヴォイスが苦手なので、あまり聴き
ません。
とまぁ、いろいろなサブジャンルにヘヴィメタルは細分化されるというのをカキコしたら、非常に
長いブログになったので、一旦ここでブレイクです。