こんばんは。
夜、バリカンで散髪した。
バリカンは唄う。
バリカンの低いモーター音と髪の毛をバリバリ刈る音がリズミカルにお風呂場に響く。
まるで、唄っているように…
毎年、夏になると五厘刈りになる僕。
この夏、バリカンで五厘刈りにするのは、10回目くらい。
もうバリカンで五厘刈りにする事に慣れてきた。
高校球児や柔道をしている学生なら、五厘刈りにする事は多いと思うが…
この歳になって、五厘刈りにするのは、かなり変わっていると思われるかもしれない。
でも、僕の場合、今までいろいろな髪型にして、行きついた髪型が五厘刈り。
角刈り、スポーツ刈り、長髪、ツーブロック、ストレートパーマ、ヘアマニキュア、茶髪…
今まで、自分がやりたい髪型を経験してきた。
服装もそう。今までいろんなファッションを楽しんできた。
アメカジ、イタカジ、アイビー、スーツ、パンキッシュ、ロック、エスニック…
そして、行きついたのが着物、作務衣、甚平、褌。
髪型も服装も、いろいろな事を経験、突き詰めて考えて、辿り着いた。
ある意味、上方の文化でいうところの「粋」です。
上方の美意識。突き詰めた末に結晶化される文化様式。
五厘刈り、和装。
僕にとっては、自分を自分らしく表現出来るスタイル。
日本人として僕が落ち着くこだわり。日本の文化を大切にしたい意識の表れ。
他人からどう見られようが、否定されようが、僕にはこのスタイルが合うし、大切にしたい。
これからも、日本の文化を大切にしつつ、自分の中の「粋」を追究します。
では、今日はこのへんで。
おやすみなさい。
明日もいい日で。