こんにちは。
失恋の秋。
僕にとって、秋は失恋する事、人との別れが多い季節。
夏に燃え上がった恋が秋に燃え尽きたり、告白して失恋したり、恋が自然消滅したりする。
恋愛に秋風が吹く。
夏、熱を帯びた恋が、秋になり冷えてくる。
季節の移ろいが、恋する2人の関係を変えていく。
どういう訳か、秋は別れの季節になっている。
今までの自分の恋愛を振り返ると、そんな感じ。
どちらかと言えば、僕はふられる事が多いかな!?
でも、恋愛はお互いの気持ちと心の動きが関係するから、どちらが悪いとかは難しい。
僕が今まで生きてきた中で忘れられない恋愛がある。
それは初恋に似た恋愛だった。
自分の好きなタイプの大好きな人がいて、今まで感じた事がない感情を持った。
自分の中にある何かが目覚めて、身も心も好きな人、一色になった。
好きだと言う気持ちが強すぎて、居ても立っても居られなくなった。
その人に逢うだけで、心臓が張り裂けんばかりに、ときめいてドキドキした。
でも、あまりに好き過ぎて、自分の気持ちを素直にその人に伝える事が出来なかった。
自分の気持ちを伝える事が怖かったし、好きな人から気持ちを聴くのも怖かった。
自分の中に、いろいろな想いが生まれては消えて、身を焦がす毎日。
ちょっとした偶然に喜び、心配な事を憂い、ひとり悩む日々。
まだ若かったから、恋に恋して、ただ好きな人と一緒に居たいと想っていたあの頃。
結局、僕の気持ちと想いが強すぎて、この恋愛は成就する事なかった。
そして、僕には泣くしか出来なかった。
毎年、秋になると、ほん少しだけ、その恋愛を思い出す。ほろ苦い思い出。青い恋。
もうあの頃のような恋愛は出来ないかもしれない。
しかし、恋する心。人を好きになる気持ち。ときめく心。人を想う気持ちは、持ち続けたい。
そして…
そんな事を考えていた秋の昼下がりでした。
では、また…