こんにちは!
5月21日(土)から5月22日(日)に東京に行ってきました。
今回は、大相撲五月技量審査場所を観戦するために、東京へ行きました。
僕が見た大相撲と節電。
2011年 大相撲五月技量審査場所…
今回の五月場所は、通常の興行場所ではなく、技量審査場所ということで、
いろいろな事が通常の場所とは違っていました。ある意味異例ずくめの場所です。
入場料が無料、懸賞金も無し、場内でのアルコールの飲用禁止、興行としての色合いは全く無し。
そして、国技館前の相撲部屋、力士などの名前が入っている幟もありません。
変わりに、『がんばろう 日本 力士一同』の幟が立っていました。
昨年の五月場所の時の国技館前は、こんな感じでした。
色とりどりの幟がはためいている風景がありました。
国技館に入る前から今回の場所が、通常とは大きく違う場所だという事がわかりました。
大相撲五月技量審査場所は、一昨日千秋楽を迎えて終了。
横綱 白鵬関が優勝し、連続優勝記録を7場所連続に伸ばしました。
元横綱 朝青龍関が持つ記録に並びました。
大相撲五月技量審査場所を観戦する僕…
今回の大相撲五月技量審査場所は…
NHKのテレビ中継がありませんでしたが、見応えのある取り組みがたくさんありました。
今回は桝席で観戦しました。節電という事で照明も暗い感じがしました。
トイレや会場内のいろいろな場所の照明が消えているのが確認できました。
広告の照明は興行場所ではないという理由で、全て消えていました。
空調も設定温度が高めになっていて、蒸し暑い感じがしました。
取り組みに興奮して応援していると、汗ばむ時もありました。
JR両国駅…
東日本大震災、福島第1原発事故により、東京や関東では節電をしています。
僕が見たのは、地下鉄や鉄道の駅の景色に違和感を感じました。
節電のため、エレベーターが停止。バリケードや規制線が張られている駅が多かった。
照明も間引かれて蛍光灯やランプが外されていました。そのためかなり暗い。
そしてエアコンや空調設備がストップ、または省エネ運転していて、駅構内が暑かった。
僕が今回、利用したJR両国駅の写真ですが、駅の構内がかなり暗い。
明るく見えているのは改札口と切符売り場です。
今回、僕が見た風景の中で節電の象徴的な写真だったので、撮影しました。
大阪に住んでいたら、見ることが出来ない事、違和感を感じる風景。
しかし、これが現実…。
これから暑くなっていく夏にはどうなるんだろう!?
いろいろなことを考えました。いや、考えさせられました。
震災被害、原発事故、猛暑、節電、熱中症、省エネ、環境問題、震災復興、経済問題…
僕が考えても、出来る事は少ないし、答えは出ませんが、何か出来る事を探そうと思いました。
東京羽田空港 天井…
今回は飛行機で東京へ行きましたが、東京羽田空港でも、節電が行なわれていました。
天井の照明は、1ヵ所に3個の照明が付いているんですが、1個だけしか点灯していませんでした。
そのため空港ロビーに入った瞬間は、暗く感じました。
しばらくすると慣れてきて、気にならなくなりました。
この日は韓国、中国からの要人が来日しているために、警備も強化されていて緊迫感がありました。
空港内には、節電のポスターがあったり、節電のため消していますという注意書きがあったり…
節電に関する掲示物、節電という文字をたくさん見ました。
飛行機の旅という華やかさの裏にある、今の日本がおかれている状況。
今回は、少々複雑な気持ちになりながらの空の旅となりました。
東京への旅の記事を書くとき、最初はもっといろいろな事を書こうと思いましたが…
書いているうちに、東日本大震災、福島第1原発事故の事を考えていた僕です。
そのため、僕が見た大相撲と節電というテーマで記事を書きました。
また近いうちに、東京へ行くことになると思いますが…
次回は、また違った視点で東京を見てみたいと思います。
では!火曜日の午後…。素敵な時間を!
また…