こんにちは!
今回のテーマは…「きめつけ」です!
残念ながら、この世の中にはたくさんの差別が存在します。
部落差別、障害者差別、外国人差別、女性差別、少数派差別…
差別がひとつでもなくなるために…
子育てや保育の中で、何をしたらいいのでしょうか?
こどもが、人間関係や価値観を学び、獲得していく時には…
こどもたちのまわりにいる人たちが大きな影響を与えます。
ほとんどの場合は、お父さん、お母さん、家族になると思います。
こどもって、まだ知らないこと、経験したことが少なく、
物事の正確な判断、見極めが出来ないことが多いから…
まわりの人たちの人間関係や価値観をそのまま影響を受けてしまいます…
やっていることを真似したり、同じことをしたり…
自分で考えずに「それがいいこと!」としてしまいます。
当たり前のこととして学んでいく。
また、こどもって、思ったことを…
そのまま言葉や表現として出してしまうから…
おとなが驚くようなことを言ったり、してみたり…
それだけ、こどもは柔軟性があり、環境によって…
こどもの人間性が形成される。
子供同士のかかわりを見ていると…
「あいつデブやからキライ!」
「きもい!きしょい!」など…
人を自分勝手にきめつけて…
平気で友達を傷つけることを言う。
また、自分より強い友達には…
何も言えず、言いなりになっていたりする。
弱いものには、いじめたり、無視したりしている…
力関係で人間関係をつくろうとする…
人間同士、知り合う前に、向き合う前に…
見た目やその場の雰囲気などで…
勝手に相手のことをきめつける。
このようなことが、あった時…
どうしますか?
叱りますか??
こどもと同じようにしますか?
おろおろと困りますか?
僕からの提案…
まず、理由を聞いてみてください!
こどもの本音をきいてみてください!
そして、そのことが、こどもの価値観として、
正しいのか?間違っているのか?
探って、考えてみてください!
そして、こどもに話してみてください。
ゆっくり、こどもと一緒に…
どのように考えていくのか?
どのように人と向き合っていくのか?
考えて…
おとなとしての考えやアドバイスをこどもに伝えてください!
おそらくそうすることで…
こどももおとなも学んでいけると思うから…
ただ「そんなこと言ったらダメでしょう!」と叱ったり…
誤魔化したり、放任したり…
しないで下さい!
無知は差別につながります。
物事や相手のことを知ること…
自分自身で考える力をつけること…
こどもでも、出来ます!力を持っています!
考える力…
差別をおかしいと思える価値観…
単なる同情や世間体に負けずに…
社会から、差別がひとつでもなくなるように…
差別をなくしていくことは、自分も差別されないようになることだと思う。
みんな笑って、自分らしく生きることができように!