写真は、パンフレットとフリーパスです!
きょうは昭和の日。
「昭和」という言葉をきいて、何をイメージをしますか?
戦争のこと、高度経済成長、巨人・大鵬・卵焼き…
石油ショック、学生運動、浅間山事件…
ディスコ、大阪万博、東京オリンピック…
プロレス、ボーリング、ローラーゲーム…
その人が過ごしてきた時代や環境、性別によって
それぞれでしょう。千差万別…です。
僕も「昭和」の思い出を考えてみた。
記憶の糸をたどって、ひとり記憶タイムマシーン!
ひらめきました!記憶が戻ってきました…
それは…「宝塚ファミリーランド」です。(宝塚歌劇と併設されていました)
1911年に開園、約90年の歴史を持つ宝塚ファミリーランドでしたが、
2003年4月7日に惜しまれつつ閉園してしまいましたが、
幼いころ、両親に連れて行ってもらったのがはじまり…
それから、中学生になり友だちとあそびに行ったり…
すきな子を誘って、デートで行ったり…
確か、デートで行くとそのカップルは分かれるというジンクスがあった。
おとなになってからも、大好きな場所でした。年に何回も行っていました。
大人形館「世界はひとつ」、スペースコースター、フライング・カーペット
モノレール、魔界の館、聖サスペリオ女学院、激流下りクレージー・ダック
ミラクルコースター…その他、たくさんのアトラクションがありました。
動物園もあって、ホワイトタイガーもいました。
僕はフリーパスを購入して、一日中アトラクションを楽しんだ。
今となって考えると、たくさんの思い出が詰まった場所でした。
閉園になった背景には、USJのオープン、少子化問題、レジャーやリゾート
の形態や考え方の変化、資金面など…
確かに、宝塚ファミリーランドは、東京ディズニーランドやUSJとくらべると、
狭くて地味、派手さも無い。
しかし、子育てという視点で見ると…
ゆっくりとした時間の流れで、家族みんなで楽しめるものがたくさんあった。
動物、植物も見ることが出来た。じっくりとのんびりと出来た。
親子が向き合える時間があったように思う。
時代の変化により、人々の楽しめるもの、楽しみ方、求めるものも変わってきた
のでしょう。今の遊園地やテーマパークは、刺激的、情報の煩雑化、複雑化、
時間の流れも速い。
「平成」になり、ますます時間の流れは速くなり、情報が溢れ、選択肢は増えた…
その反面、「昭和」の古きよき時代、古くてもいいものは、忘れられている。消えていく。
ただ、僕の「昭和」の思い出だけは、いつまでも色褪せることはない。
「心の財産」 としてこれからも…