今日の話題は、ネットのニュースから。
マイクロソフトの創始者であるビル・ゲイツ氏の家庭では、ライバルのアップル社の製品は「禁止」になっていると、ゲイツ氏の夫人がインタビューで答えた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090304-00000012-jij-int
まあ、アップルのコンピューター(Macシリーズ)は、なくても困らないが、ipodを禁止されるとツライかも(笑)
ビル・ゲイツ氏本人はいいとして、子供達にとっては、いくらお父ちゃんの会社の製品だろうと、ダザイものはダサイわけで、やっぱりクールな製品を使いたいと思うのだが・・・・
さて、我々、IT業界に限らず、自分のクライアントの製品を、日頃から使う「義務」を負うことは多い。
特に、広告業界では、それは「義務」というよりは「掟」に近いものがある。
ワタシも、かつて、広告業界の新入社員だつた頃、初めに叩き込まれたのは、「クライアントの製品以外使うな」という掟だった。
ワタシが初めて社会人になった会社では、サントリーの製品関係の仕事が大きかったので、当然ながら社内の自販機もサントリー。社内には、ビールだろうとジュースだろうと、サントリー以外の製品を持ち込むことはできなかった。
忘年会や歓迎会、送別会、得意先との接待にいたるまで、会場となるレストランや居酒屋だろうと、予約の時には、まずはサントリービールを置いているかどうかを確認してからだった。
サントリービールを置いて無くても、どうしてもその店を使わないといけない場合は、我々のテーブルだけ、サントリー製品を出してもらえないかを交渉する。
(店も慣れたもので、カンタンに対応してくれる)
驚いたのは社員旅行。
時はバブル期だったので、社員旅行は「香港」だった。
昼と夜は、基本的に全員でレストランで食事なのだが、香港のどの店に行っても、出てくるビールはサントリー。
「へえー、サントリーって香港でもメジャーなんだ」
と思ったら、なんと・・・・・・・・・・・
すべての店に、あらかじめ日本からわざわざ、サントリーのビールやジュースなどを、わざわざ空輸してださせていだのだった!!!!!
当時の総務担当者は、「もし、社内旅行の宴席の写真に、他のビールが写っていたらどうする?」と、平然とした顔でいったものだった。我々が飲んだビールは、とてつもなく値の張るビールだったのだ・・・・・・
会社からのお中元やお歳暮も、当然、サントリー製品の詰め合わせ。
そこそこ大きな会社だったので、お中元・お歳暮の規模も大きく、多大なサントリー製品を消費して「売上協力」していたのだ。
さらに、当然、会社に対して、協力会社や関係先からお中元やお歳暮をもらう事も多かったが、基本的に、飲料(ビール・ジュースなど)は、サントリー製品以外であれば、丁寧に「突き返して」いた。
そこまで、徹底していた。
そんな中で社会人をスタートしたワタシも、当然、その精神を叩き込まれている。
だから、ワタシは、基本的には、得意先の製品やサービスを最優先で購入したり利用する。
東京への毎週1~2回の出張は、必ず飛行機でJAL、東京で昼ご飯は汐留シティセンター、宿泊するならJTBのサイトから予約するし、服は、ほぼ、ららぽーと甲子園で買っている。
ガンバ大阪を心から応援し、阪神戦は、サンテレビでしか見ない。
ケータイは、ドコモの仕事をしたときに、即座にドコモに変えて今に至る。
会社の保険も個人の保険も、明治安田生命だ。
もちろん、お菓子といえばグリコで、特にアーモンドグリコは、週に5箱は買っている。
これらは、別に無理矢理していることではない。
考えてみれば、当たり前のことなのだ。
「その会社を知るために・・・」というビジネスの理由ではなく、自分がこうした企業の仕事をさせてもらっているのだから、それは当たり前なのだと思う。
でも、なかなかそれを理解できない人が多いのも事実。
いまでこそ、ワタシはそう思えるのだけど、実は、社会人の初めは、そう思えない事もあった。
(続く・・・・・・・)
※写真は、ビル・ゲイツ氏と、アップルのスティーブ・ジョブズ氏のありそうでなさそうな2ショット。