今日の話題は、googleストリートビュー。
googleストリートビューは、googleのサービスの地図で、実際の街角画像が見れるというサービス。
その画像は、googleの「撮影クルマ」が、丹念に街角を回わり撮影しているという、デジタルなのかアナログなのかわからない、それでいて遠大なプロジェクト。
でも、勝手にクルマで走って自動撮影しているわけで、その場に「たまたま」いた人物も写りこんでしまう。
これがいま問題になっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090203-00000053-yom-soci
もちろん、写りこんだ人物に対しては、自動的に「ぼかし」がかかる仕組みで、顔はわからない。
しかし、自分の家の周りで考えてみれば、服装をみたら「あの人だ」とわかるかもしれない。
実際、ワタシの自宅周辺もgoogleストリートビュー対応地域だが、何人もの人が「勝手に」写り込んでしまっている。
なんとなく、服装を見たら「この人かも」と、思ってしまうところがあるのも事実。
気味が悪いと言えば、気味が悪い。
自宅のそばだと、かりに写り込んでいたとしても「自慢話」で終わるが、北新地やラブホテル街、風俗街でもgoogleストリートビューは容赦しない。
実際、これらの地域のgoogleストリートビューでは、いままさにラブホテルに入ろうとしているカップルも多数「撮影」されている。これらの人たちが、「服装」で特定されてしまっては、まさに悲劇だ。
いま問題になっているのは、これらを含めて、
「勝手に自宅(の外観)を公開するな」
ということ。
我々のようなIT業界の人間なら、「それも仕方ない」で納得するが、一般の人々にとっては、googleストリートビューは、まさに「不気味な監視社会の到来」そのものなのだと思う。
IT業界にいるワタシ(たち)の感覚からすれば、正直言ってgoogleストリートビューで自宅外観を公開されようと、あまり抵抗はない・・・というか、もはや「あきらめ」の気分。
web上で日々危険にさらされている「情報」に比べたら、googleストリートビューは、まだ「実害としては無害」な方だと思う。
現在、googleストリートビューは、10都道府県で対応中だが、その中でも、すべてが網羅されているわけではなく、大都市圏のみ。しかも、都心に行けば行くほど、裏の小道まで網羅されている。
ワタシの自宅は西宮だが、我が家の周辺は、裏の小道に至るまで、googleストリートビュー化されていた。
それを見て、ワタシが正直に思ったのは、
不快感より「密かな優越感」だった。
確かに、我々IT関係者の感覚は麻痺しているのもしれない。

