こんにちわ。
佐賀市で「ICT教育×eスポーツ×遊び場」を運営しているDigitalStudyです。
子供向けプログラミング+パソコン教室や大人向けパソコン教室など各種デジタル教育の教室を運営しています。
8/27の日経新聞の「子供の5割がPC「使わず」 校外利用頻度、先進国で最低」が話題になってますね。
こちらの記事では、OECD加盟国のなかで日本の子供たちが、学校以外でPCやタブレットを使う機会があると答えたのが4割にとどまった事をニュースにしています。
韓国、米国、デンマークなどの国に比べて「使わない」という子供が倍以上の数でいるというのは正直驚きです。
特にPC離れが顕著で、スマホが中心の為、PCを使用したデジタルコンテンツの創作に取り組む子供の数で、全く取り組まないと答えた子供の数が主要国3~4割に対し、日本は7割と突出しています。
今話題沸騰の超高騰株エヌビディアがすごい理由
それはAIの発達により、そのAIが処理を行う為のデータサーバーの需要が急激に増えた事が要因の一つと言われています。
つまり、世界中でAIサービスが創造されており、その需要を独占していると言っても過言ではないかもしれません。
それだけ世界はAIを中心に覇権争いが始まっているわけです。
またも取り残される日本
日本はITの世界でまず「検索」の世界でGoogleに敗北しました。
そして「SNSプラットフォーム」も日本は自国のプラットフォームを広げる事はできませんでした。
次にAIの世界でも日本はイニシアチブを取る事はできなさそうです。
これらは単純に日本の技術者不足に他なりません。
そして日本は高いお金と情報を払って諸外国のサービスに頼る状況が続きます。
デジタル格差はより顕著になっていく
今後AIを中心とした新しいサービスが生まれていく方向と、既存のサービスがAIに取って変わられるようになります。
「情報」を取り扱う業種はほぼAIに取って変わられると思います。
士業とよばれる弁護士、弁理士、行政書士をはじめ、税理士など知識をお金に換えていたサービスは、AIに質問を投げかけるだけで回答がもらえる時代になります。
身近な所では英会話もAI化しており「先生」という業種も危うくなっていっています。
そんな未来が待っている中、子供のうちにデジタルに慣れていない5割の子供たちは、社会と、世界とどのようにして戦っていくのか?
非常に心配です。
スマホではなくPCを使え
情報教育をするなら断然PCです。
ホリエモンこと堀江貴文氏は「PCはいらない。スマホで十分」という事をよくおっしゃってますが、それはPCが使えるからスマホで十分だと言えることだと思います。
スマホ単体ではクリエティブな作業は難しいですし、情報も基本「受け身」の姿勢になってしまう事が多々あります。
やはりPCを早い段階で慣れさせておくという事が重要で、大きくなってからPCを覚えようとしても、デジタルアレルギーが原因で覚えられないという状況が想定されます。
「PCを覚える」という作業は非常にカロリーが高い行動になりますので、好きな人でなければなかなかにモチベーションを保って覚える事が難しいです。
生活の一部にPCが組み込まれるように、子供のうちから慣れさせておく事が重要だと私は思います。