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おはようございます。
昨日から大連に来ています。

昨夜遅く、雲南省昆明駅で無差別テロが起き、100人以上が刺され、30人近くの死亡者が出たとの報道がありました。
第一報をインターネットで知ったので、詳細報道を見ようと、朝6時の定番ニュース番組「朝聞天下」にチャンネルを合わせました。朝聞天下は、中国共産党プロパガンダテレビ局CCTVの朝の定番番組で、6時の国歌と国旗掲揚映像から始まります。

これだけの大事件だけに、現地中継も入り、さぞや大々的に扱うだろうと見ていましたが、冒頭の扱いだったものの、ほんの3~4分の扱いでした。しかも映像なしのニュース読み上げだけ。画面は固定テロップ(文字)が表示されるだけです。どちらかと言うと、事実を淡々と報道した感じです。
その後は、10分以上に渡って「ウクライナ情勢」。そして、お得意の反日報道。
唯一、中国国内事件で大きく扱ったのが「山西省普城の高速道路トンネル火災事故」と、「上海タクシーの呼び出しスマホソフトの禁止時間設定」。これは大々的に取り上げていました。
後述しますが、明らかに社会(共産党)に対する絶望感からに自爆テロ的無差別死傷事件だけに、大きく取り上げたくないのでしょう。
そして、ウクライナや敵国日本に目を背けさせたい意図はミエミエでした。

昆明の無差別テロは、日本語で書かれた記事では、「城管」と呼ばれる治安管理の下部組織への絶望的不満が原因と言われています。
城管は、地方都市にはびこる治安組織で、「小さなヤクザ」と呼ばれる低レベルの公務員たちのこと。露天商や無許可営業の取り締まり、ホームレスの強制退去などを実際に執行する暴力組織です。
日常的にみかじめ料(ワイロ)をもらって見逃したり、逆に、ライバル商店からワイロをもらい、商売敵に難癖をつけて、なぶり殺しで潰してしまうということもやっている組織です(中国人から実話をたくさん聞きました)。

今回の無差別テロは、5~6人の男たちが集団で刃物を手にして、昆明駅のチケット売り場で刺しまくったようですから、明らかに何らかの社会的絶望感から、犯行に至ったであろうことは容易に想像できます。
昆明の城管は、酷かったらしい(ここ数年、たくさんの死亡事件が起きている)ので、たぶん、そんなところが動機なのでしょう。

今回の無差別テロは、そういうチンピラを公務員で雇うようなところへの不満であり、抜本策を講じない限り、これから何度でも起きる気がします。いい加減、恐怖政治での統治では立ち行かないことを悟って欲しいものです。

元気があれば、未来も開けます。今日も元気に行きましょう!

http://sankei.jp.msn.com/smp/world/news/140302/chn14030200580001-s.htm




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