ご無沙汰しています。
AVデバイスカウンセラーのYONです。
 
私事ですが、昨年9月会社から進められたのがきっかけで、第2種電気工事士の資格を取得することができました。独学で筆記試験と技能試験に合格しましたが、参考書として実際に使ったテキストとその内容をご紹介したいと思います。
 
ちなみに都道府県庁に申請して届いた資格はこんなものです。
申し込みから資格の取得まで約半年間かかりました。(長かったです)
 
 
参考書として使ったのはこちらの3冊のテキストです。
筆記用には一番左にある、「第2種電気工事士筆記試験すいーっと合格」と
中央にある、オーム社の「第二種電気工事士筆記試験標準解答集」です。
技能用にはオーム社の「第二種電気工事士技能試験公表問題の合格解答」です。
 
 
筆記試験用「第2種電気工事士筆記試験すいーっと合格」の参考書はほとんどイラストで説明されているので電気工事士を本業としていない私でも、全て理解しているわけではないですが他のに比べて分かりやすいテキストだと思いました。(初心者用)
そして学習する時間、学習の優先順はこのテキストの一番目のページにでてくる学習の難易度の図を参考にして学習を始めました。
 
 
オーム社の「第二種電気工事士筆記試験標準解答集」は最初のページに試験に必要な知識がまとまってたり、写真で工具や器具の名称、用途、記号が分かりやすく掲載されています。ページの最後の方には過去10年間試験にでてきた問題、解答と解説が収められています。参考書は2014年版のものと比べてみましたが基本的なところの内容そのものは最新版のものとほとんど変わりませんので、最新版を求める必要はなく、過去の参考書で学習しても十分だと思います。
 
 
技能試験用に使った参考書「第二種電気工事士技能試験公表問題の合格解答」は一言でいうと技能試験にぴったりでした。実際に電気工事士として働いている方々もまさに試験に合格するための教材だと言ってました。(数年前この技能試験に合格した方々)
毎年1月に試験センターからその年に出題される候補問題13問が公表され、その中から1問出題されます。このオーム社のテキストにはその13問の配線図と施工方法を丁寧に写真で説明されているので、時間はかかりますが全問をひたすら練習することで、試験当日と同じようなシミュレーションができるようになります。(学習方法は単純です)
この参考書は試験を受ける年に合わせて最新版のものを購入する必要があります。
 
参考にならないかもしれませんが、次の写真は私が実際に練習で配線したものです。
技能試験ではこのような配線を40分以内で正しく配線して完了することが求められます。
 
 
時間と経済的に余裕があれば、独学でなくてもユーキャンのような講座を受けることも選択としてありますが、ご紹介した参考書3冊合わせて約5000円くらいです。勉強方法の工夫は必要となりますが独学でもこのような国家資格を取得することができます。