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仮想通貨ブログ

仮想通貨に関する記事を書いていきます。
最近はビットコインのマイニングやBTC-FXにハマッています。
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ビットコインゴールドのハードフォークに向けてビットコイン(BTC)価格が上昇し、70万円を超えてきました。

マイニングしている方は日々の収益が増えて喜んでいることかもしれません。しかし、こうしたBTCの上昇はマイニングにとって本当に有利でしょうか?今日はこの辺についてシミュレーションを利用して考察するとともに、マイニングの意義を再確認します。

マイニング利益の評価方法

マイニングの利益の評価の仕方として、少なくとも以下3つの方法があると思います。

評価① BTC建て
 利益をBTCのまま積算してBTC建てで最終評価
評価② 法廷通貨建て
 利益をBTCのまま積算して法廷通貨建てで最終評価
評価③ 法廷通貨交換
 利益を法定通貨に都度戻して積算し、法廷通貨建てで最終評価

BTCが将来性有望で10~100倍程度に上昇していくのであれば、なるべく今のうちにBTC建て資産を増やしておくことが重要になることはお分かりになると思います。一方、BTCの将来性に不安を感じているならば、マイニングにより得られるBTCはその都度法廷通貨に換えておく方が安心と思われるでしょう。

私は前者の考えのため、今のうちにBTCを蓄えたいと考えており、特に①の評価を重視しています。

シミュレーションの必要性

BTCマイニングでは、BTC価格が上昇すると日々のマイニング利益も上昇するため、参加者が増える傾向にあります。参加者が増加すると今度はマイニング難易度が上昇するため、徐々に日々の利益が薄まっていきます。こうして参加者増加にブレーキがかかります。最終的にはバランスの良いところで均衡することになります。

一方、マイニングハードウエアはこれとは関係なく進歩していきますので、その分マイニング難易度も必然的に上昇し易くなります。つまり、同じハードでマインニングを続けているとマイニング利益が相対的に減少していき易いことにも留意が必要です。

以上のようにマイニングの利益は少なくとも以下3つの要素により変動するため、BTC価格とマイニング難易度を一定とする単純な収益計算では、実際と計算値がズレていくことがわかると思います。

 変動要素① BTC価格
 変動要素② マイニング難易度
 変動要素③ マイニングハードウエアの進歩

そこで今回はこれらの変動を考慮し、以下に説明するシミュレーションによりマイニング利益を算出しました。

変動要素① BTC価格の考慮

BTCの価格は過去2年で約16倍に上昇しました。これは4.0倍/年の上昇速度を意味します。今回のシミュレーションは、BTC上昇速度は以下5ケースについて実施し、それぞれのケースでマイニングにより得られる純利益を算出します。

 ケース1) 8.0倍/年
 ケース2) 4.0倍/年
 ケース3) 2.0倍/年
 ケース4) 1.0倍/年 (BTC価格変動ナシ)
 ケース5) 0.75倍/年 (BTC価格下降)



変動要素② マイニング難易度の考慮

マイニング参加者は、BTC価格が上昇した後に利益が得られそうと判断し、ハードウエアを準備して参加してきます。つまりBTC価格上昇とマイニング難易度の上昇にはズレがあり、難易度は後から遅れて追従してきます。

問題は難易度の追従速度ですが、以下考察により、難易度推移の式を導出しました。

日々のマイニングによる利益は、

 利益 = マイニング収益 - ランニングコスト

で計算され、マイニング収益がランニングコスト以上であれば毎日利益がでることになります。

初期投資コスト回収の必要性や様々なリスクを考慮すると、利益率(=利益÷ランニングコスト)が1を超えるぐらいでないとメリットがないと普通は考えるのではないでしょうか。そして利益率が1を大きく超える場合はマイニング参加者が多くなり、難易度上昇速度も速くなると思います。

これらを考慮し、今回のシミュレーションでは次式で月毎に難易度が推移していくものとしました。

 当月難易度 = 先月難易度 ×{1+0.08×(先月の利益率-1.0) }

(上記の0.08という数値は過去データを参考にした私の推測によります)

変動要素③ マイニングハード進歩の考慮

マイニングハードの進歩により、ハッシュパワー1.0TH/s当たりの消費電力は年々少なくなってきています。これはマイニングのランニングコストは低下しつつあることを意味します。ランニングコストの低下は、マイニングの利益率の向上を意味し、ひいては難易度の上昇に寄与します。

今回はムーアの法則(18~24ヶ月で半導体の集積率が2倍になる)を参考に、1年半で消費電力(=マイニングコスト)が1/2になる速度でハードが進歩すると仮定しました。

シミュレーション結果

BTC上昇速度別(8.0倍~0.75倍/年)の各ケースにおいて、Genesis Miningでマイニングを行った場合の初期コストを差し引いた純利益を、評価方法①~③でそれぞれ評価しました。(評価①と②は利益の見方が違うだけでマイニング終了時の資産増加分は同じです)



なお、その他のシミュレーション条件は以下のとおりです。
 ・ハッシュパワー:100TH/s
 ・初期コスト:$13000(=約2.17BTC=約147万円)
 ・ランニングコスト:$28/日
 ・マイニング期間:3年
 ・マインニング開始時点BTC価格:$6000

考察

円建ての評価②を見ると、BTCの価格上昇速度が速いほうが利益が大きいのですが、BTC価格が上昇するので当然の結果です。しかし、見方をBTC建てで見ると(評価①)、BTCの価格上昇速度が速い場合はトータルで得られるBTCは少なくなる傾向にあります。難易度上昇が急なためBTCを稼ぐことが難しいためです。逆に、BTC上昇が遅い場合はトータルで得られるBTCは多くなります。

つまり、BTC建てで純利益を評価する場合、BTCの価格上昇はマイニングにとってはあまり良くないことがわかります。これは、マイニングに投資せずにその分BTCを単にホールドしていた場合に比べ、マイニングすること自体のメリットが薄まると言っても良いでしょう。欲を言えば、マイニング中はBTCは上昇せず、マイニングが終了してから急上昇してくれると有難い、ということです。(都合良すぎですね。。)

とは言うものの、いずれのケースでも純利益がプラスのためマイニングに投資したBTCを上回るBTCが得られていることになります。特に、BTCの上昇が芳しくないときはマイニングのメリットがその分大きくなるため、BTCマイニングは安定していて非常に優秀な投資といえます。ケース5でわかるように、BTC価格が下降していくなかでも利益がでるのは特筆に価するのではないでしょうか。

BTCを購入してホールドするだけの投資も素晴らしい効果がありますが、マイニングはそれを超えるということです。

ただし、シミュレーション結果の評価③からわかるように、マイニングで得られるBTCをそのつど法定通貨に戻しているとBTC上昇の恩恵を受けられないので注意する必要があります。


今後どうする?

そろそろGenesis MiningでBTCマイニング用のハッシュパワーが再販される頃と私は見ており、Genesisの動向から目を離せません。次の再販時も初期コスト(契約料)に変更がないと良いのですが。Genesisはハードベンダではないので価格維持は難しいかもしれません。価格維持の場合はさらに100TH/sの追加を検討中です。

次回は、マイニング投資するタイミングについて考察したいと思います。

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