馬鹿ネトウヨほいほい商法 | 安濃爾鱒のノート

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これは web log ではありません。
なんというか、私の「ノート」です。

 「ネトウヨ」というと、マスゴミ・虚業人間・研究者を騙る反社会活動家・特定野党などが、自分らにとって都合の悪い事実をネット上にあげる人達を呼ぶときに使うというのが、その起源であろうが、そういう意味で「ネトウヨ」と呼ばれる人達の他に、実際に、ネット上に齧りついてイカサマなサイトに引っかかっている馬鹿な「愛国者」(自称)というタイプの「ネトウヨ」も居て、で、そういう連中をカモにする商売もある。馬鹿な「ネトウヨ」が喜びそうな作り話を書いたサイトを作り、そこへ馬鹿な「ネトウヨ」どもを誘導し、その馬鹿どもに沢山アクセスさせてアフィリエイト収入を得ようという商売だ。

 

 で、そのバカなネトウヨを釣るための作り話としては、まず最初に現れたのは、「愛国ファンタジー」型。これは、例えば、「実は日本も原爆を開発していたのだが、昭和天皇がその使用を許さなかったので日本は使わなかった」という話など。

 

 で、次に現れたのは、「嫌韓煽り」型。これは、「韓国人ってこんなに馬鹿」という話を作って挙げたの。

 

 最近現れたもので言うと、「韓国では、『朝鮮戦争は、日本を相手に独立を勝ち取るために戦った戦争』と学校で教えていて、実際、韓国人の多くはそう思っている」というもの。

 

 朝鮮戦争に関する韓国人の認識については、朝鮮戦争を題材にして韓国で制作された韓国人向けの映画:

  『ブラザーフッド(태극기 휘날리며 / Brotherhood、2004年)

  『高地戦(고지전、2011年)

或いは、同じく 韓国人向けに韓国で制作された連続TVドラマ

  『戦友(戰友/チョヌ、전우、1975年6月-1978年4月)

などの作品に現れている。

 どれも 韓国で かなりのヒットをしたものである。

 これらは Youtube や Gyao などでみることができる (or できた)

 それらをみれば判ることだが、見れない場合は、このタイトルでググれば、あらすじが書いてあるサイトにたどり着けるのでそれを読めば分かことなのであるが、韓国人の多くは、朝鮮戦争の基本構図(:米+韓 vs 北朝鮮+China) をちゃんと理解している。

 

 こういうサイトを作って小遣い稼ぎをしている連中は、「『ネトウヨ』って本当に馬鹿だねぇ」とか言って笑っているのだろうか?

 

  ーーーーー杉浦 憲二 (Sugíura Kenji) ーー sui generis ーーーーー