捏造報道写真の "TIME" と "LIFE" | 安濃爾鱒のノート

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これは web log ではありません。
なんというか、私の「ノート」です。

 米国 Trump 政権は、現在、公約通り、不法入国者を厳格に取り締まる政策、所謂 "Zero Tolerance" 「ゼロ・トレランス(不寛容)」政策を進めている。

 で、これに反対する、「リベラル」(自称)な人達や、何が何でも Trump 大統領・Trump 政権を悪く言うことを「使命」だと思っているマスゴミが、この政策を批判している。

 まぁ、批判すること自体は いいのだが、中には、事実に反する捏造写真を創作してバラ撒いて、国民をミスリードしようと企む連中が居るのは問題だ。

 米国 "TIME"誌の、この写真(↓)のことだ。

 この写真で 泣いているのは、中米ホンジュラス(Honduras)から不法入国した母親に連れられて米国に来た Yanela Varela ちゃん(2才)で、"TIME" 誌では、これを「米国政府によって無理やり母親から引き離されて泣いている子供の写真」としていたが、それが嘘なのだ。ホンジュラスの移民保護当局者は、Yanela ちゃんが母親から引き離されていない事を確認したし、また、Yanela ちゃんの父親 Denis Varela 氏も 米 Washington Post 紙に対して、Yanela ちゃんと母親 Sandra Sanchez さん(32)が同じ McAllen の移民センターに収容されていると語り、親子の分断はなかったと明言している。(→AFPの記事

 

  これで思い出すのが、1937年(昭和12年)の米国 "LIFE" 誌10月4日号、上海南駅で「日本軍の爆撃で泣き叫ぶ赤ん坊」という捏造写真だ。

この写真は、実は、米国の反日プロパガンダ映画 "The Battle of China"の一シーンなのだ。

 

 

 

米国のメディアは (「米国のメディア"も"」?)、80年間、全く進歩していないんだなぁ。

   ーーーーー杉浦 憲二 (Sugíura Kenji) ーー sui generis ーーーーー