傲慢さとバカっぷりと詭弁に満ちた駐日フランス大使の「教育的指導」 | 安濃爾鱒のノート

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これは web log ではありません。
なんというか、私の「ノート」です。

 先日(:12/19)、凶悪犯罪を犯した鬼畜ども(関光彦死刑囚、松井喜代司死刑囚)に対し、死刑という刑罰が実行されたが、これに対し、"おフランスさま"(駐日フランス大使ローラン・ピック、Laurent Pic Ambassadeur de France au Japon) が 上から目線で エラソーに 日本に対し 「教育的指導」を垂れている。

 

(→該当する Tweet

 

 バカバカしいかぎりで、こんなもの 無視してりゃいいのだが、その中に、真面目ぶった文体で 非論理的なことを主張しているので、無視してられなくなった。

 

"おフランスさま" 曰く:

いかなる刑事制度も冤罪の可能性を免れません。
ゆえに死刑制度の廃止は法の支配と人権の尊重の強化に貢献します。

いやいや、それって、論理的におかしいだろう。

ばっかじゃねーの。

 

 これを、辻褄が合う言うに添削するとすると、

いかなる刑事制度も冤罪の可能性を免れません。
ゆえに全ての刑罰の廃止は法の支配と人権の尊重の強化に貢献します

となる。

 もし、このように主張するのならば 其れなりに辻褄(論理的整合性)は合う。

 しかし、もし、こんな主張をすれば、それはただのアナキズム: anarchism, :anarchisme)となる、そんなことは判っているのだろう。

 

 論理的に辻褄が合う様に添削すると、その主張の異常性、若しくは 話の展開に托し込んだ欺瞞 が 明解になる。

 

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 欧州各国の死刑廃止を端的に解説すると

 

  《 宗教裁判・異端審問・魔女狩りをやった国の

    羹に懲りて膾を吹く

 

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関光彦死刑囚:

 1992年3月、市川市の会社役員宅に盗み目的で侵入し、面識のなかった男性とその母、妻、次女の計4人を包丁で刺すなどして殺害、長女にも切りつけてけがさせるなどした。

詳細を記したサイト

 

松井喜代司死刑囚:

 1994年2月、安中市で交際女性から結婚を断られたことに腹を立て、その女性とその両親をハンマーで殴って殺害した。

 

 

             杉浦 憲二 (Sugíura Kenji)