北朝鮮の「真珠湾攻撃」と「大日本帝国の亡霊」 | 安濃爾鱒のノート

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これは web log ではありません。
なんというか、私の「ノート」です。

 今朝 (:8月29日 午前5時58分)、北朝鮮西岸、首都平壌の近くの順南(スナン)より1発の弾道ミサイルが北東方向に向けてに発射された。この弾道ミサイルは6時6分ごろ、北海道襟裳岬上空を通過し、6時12分ごろ襟裳岬の東約1180Km の 太平洋上に落下したものと推定されている。

 

 もしこのコースをそのまま進んで居れば、どこに行ったのだろうか?

 ハワイの辺りである。

 

 Google Map で、北朝鮮 - ハワイ 間の大圏コース(:地球の丸みを考えた最短コース)を見てみれば、以下の通り:

 

 では、なぜ、ハワイか?

 

 朝鮮半島の人たちは、日本に対するコンプレックス(劣等感, inferiority complex)を持っている。北の金王朝の三代目バカ息子は、日本がパールハーバー攻撃で大成功をして歴史に名を遺したことに嫉妬して、自分も似たようなことをやってみたいと考えているのかもしれない。

 

 心理学者・精神分析学者・思想家の 岸田 秀(きしだ しゅう) 氏が、
 《 北朝鮮は、大日本帝国の(精神的)「継承者」のつもり 》 
とかいうようなことを書いていたような。
(数年前の引っ越しでその本を売ってしまったので正確に書き写せない)

 

 当初、Guam の辺りを狙うとか言っていたのも同様に考えることで解釈が可能となる。長距離弾道ミサイルを使うのなら、米大陸西海岸の大都市を狙うのが普通の発想なのに、何故 敢えて Guam か というと、「大日本帝国」的発想だと、元々南太平洋の島々は日本の信託統治の地(:「準日本領」)だったのに米軍に取られてそこから日本の主要都市に向けて爆撃機が飛び立った、ということで、「大日本帝国」的発想だと なんとしても「やりかえしかい」標的だと考えられるのかもしれない。

 

 

 

             杉浦 憲二 (Sugíura Kenji)