理不尽で勝手なスコットランド人 | 安濃爾鱒のノート

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これは web log ではありません。
なんというか、私の「ノート」です。

 聞くところによると、日本語が多少判るスコットランド人の中には、そいつに向かって『イギリス人』というと、

 「私はイギリス人ではありません。スコットランド人です。」

と言い返す奴がいるそうだ。

 

 ふざけんな馬鹿野郎、と思う。

 

 日本では、「イギリス」というと、お前らの言う England という意味ではないのだ。 

 The United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland のことを「イギリス」とか「英国」とか呼び、そこの国民を「イギリス人」「英国人」と呼ぶのだ。

 そのことについて、日本のことを「日本」と呼ばず "Japan" などと呼んでいるやつらに、とやかく言われる筋合はないのだ。

 

 México(「メヒコ」) で、日本語の判らない mexicano (「メヒカーノ」:メキシコ人のこと)と話していて、

 「日本では 我国:"México" を なんと呼んでいるのか」

と聞かれて

「(俺達は『メヒコ』と呼んでいるが)スペイン語の判らない人は、『メキシコ』と呼んでいる」

と答えると、怒り出し

 「何で日本人が、グリンゴ(:アメリカ人の事)のような変な呼び方をするのだ?

  ちゃんと『メヒコ』といえ」

といったりする。

 しかし、ソレに対し、こちらが

 「お前らだって、日本のことを "Japón"(「ハポン」)なんてへんな呼び方をするじゃないか」

と言い返すと、大体、彼らは、直ちに自分の過ちを認め謝罪する。

 日本語の判るメキシコ人で、

「何で日本人が、グリンゴ(:アメリカ人の事)のような変な呼び方をするのだ?ちゃんと『メヒコ』といえ」

と主張する奴には会った事がない。